(浦添ユードリに女怪がいて、それが)美女や美男を連れ去っていった。浦添ユードリから連れに来て、そしてあそこではもう死んでいた。私達が若い頃にも(浦添ユードリから女怪が)読谷村にもきていた。伊良皆の真喜志のおじいさんのところへも、浦添ユードリから使いの者が来て、連れて行こうとした。すると、(真喜志のおじいさんは)「今は都合が悪いので、二、三年は待って下さい。」とお願いした。二、三年後には、再び伊良皆の真喜志のおじいさんのところへ来た。「でも、私は行くことはできないので、妻を連れて行きなさい。」とおじいさんが言ったので連れて行かれてしまった。それから楚辺にもまたそのようなことがあった。楚辺のカーヌニー家で、そこはとても大きい店で、店の主人は美男だったので、浦添ユードリから連れにきた。そうしたらその人も、「今はまだ、子供達も小さいし二、三年は待って下さい。」と言って延びてもらった。そして二、三年後には連れにきたので浦添ユードリヘ行ってしまった。そういうことは、私が小さい頃からずいぶん長い間まであったよ。楚辺にもそのようなことがあった。伊良皆の真喜志のおじいさんは美男だったので、(浦添ユードリから)連れにきた。そのおじいさんは若い時には(美男であったために)女性達のあこがれのまとであり、なんとか恋人にできないものかといいよられていた。そのおじいさんの妻も若い頃は美人だったので、その人の夫になった。浦添ユードリから(伊良皆の真喜志のおじいさんを)連れにきたが、「私はできないので、私よりは妻を連れていきなさい。」と言った。それで妻は浦添ユードリへ連れ去られてしまった。
| レコード番号 | 47O370315 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C014 |
| 決定題名 | 浦添ユードゥリ(方言) |
| 話者がつけた題名 | 浦添ユードゥリ |
| 話者名 | 新垣自作 |
| 話者名かな | あらかきじさく |
| 生年月日 | 18931010 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村長浜 |
| 記録日 | 19761031 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団第3班 |
| 元テープ番号 | 読谷村長浜T05B08 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 両親 |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集3長浜の民話 P200 |
| キーワード | 浦添ユードリ,美女や美男,読谷村,伊良皆の真喜志のおじいさん,楚辺,のカーヌニー |
| 梗概(こうがい) | (浦添ユードリに女怪がいて、それが)美女や美男を連れ去っていった。浦添ユードリから連れに来て、そしてあそこではもう死んでいた。私達が若い頃にも(浦添ユードリから女怪が)読谷村にもきていた。伊良皆の真喜志のおじいさんのところへも、浦添ユードリから使いの者が来て、連れて行こうとした。すると、(真喜志のおじいさんは)「今は都合が悪いので、二、三年は待って下さい。」とお願いした。二、三年後には、再び伊良皆の真喜志のおじいさんのところへ来た。「でも、私は行くことはできないので、妻を連れて行きなさい。」とおじいさんが言ったので連れて行かれてしまった。それから楚辺にもまたそのようなことがあった。楚辺のカーヌニー家で、そこはとても大きい店で、店の主人は美男だったので、浦添ユードリから連れにきた。そうしたらその人も、「今はまだ、子供達も小さいし二、三年は待って下さい。」と言って延びてもらった。そして二、三年後には連れにきたので浦添ユードリヘ行ってしまった。そういうことは、私が小さい頃からずいぶん長い間まであったよ。楚辺にもそのようなことがあった。伊良皆の真喜志のおじいさんは美男だったので、(浦添ユードリから)連れにきた。そのおじいさんは若い時には(美男であったために)女性達のあこがれのまとであり、なんとか恋人にできないものかといいよられていた。そのおじいさんの妻も若い頃は美人だったので、その人の夫になった。浦添ユードリから(伊良皆の真喜志のおじいさんを)連れにきたが、「私はできないので、私よりは妻を連れていきなさい。」と言った。それで妻は浦添ユードリへ連れ去られてしまった。 |
| 全体の記録時間数 | 1:52 |
| 物語の時間数 | 1:52 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |