雀は、親が病気だから早く来いと知らされたので、慌てて行った。慌てて、フクター(ボロ着)を着た
ままかけ足で行った。畑からのきたない野良着を着たまま、どんどん走って行ったので親の死に目にまにあった。カーラカンジュヤー(川蝉)はほら美しいでしょう。綺麗な絹の着物を着けて来たでしょう。美しい装いをして来たために、親の死に目にもまにあわなかったという話を聞いたよ。お前(雀)は米倉の下で暮らしなさい。お前は親の死に目にも会い親孝行者だから、それで倉の下で暮らすようになった。
昔、私達の村の長浜兼久には倉があった。その倉の下にはたくさんの雀が群をなしていたよ。だから、こんなこともありましたよ。あれ(雀)はボロ着を着たまま、すぐに走ってきたので親の死に目にも会うことができ、雀は親孝行だから倉の下で米を食べて大きくなりなさいよ(ということを私が幼い頃に聞いたよ。)またカーラカンジュヤー(川蝉)に「お前は親不孝な者だ。お前が綺麗な着物を着けてくるまでには、親も死んでしまった。お前は親不孝者だから、川にもぐって餌を探して食べるとよい。そんな暮らしをするがいい。」ということだった。そんな話を聞いたよ。
| レコード番号 | 47O370262 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C011 |
| 決定題名 | クラーとカーラカンジュャー(方言) |
| 話者がつけた題名 | クラーとカーラカンジュャー |
| 話者名 | 新垣マカト |
| 話者名かな | しんがきまかと |
| 生年月日 | 18970104 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村長浜 |
| 記録日 | 19761031 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団第9班 |
| 元テープ番号 | 読谷村長浜T03B09 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 動物昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 親 |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集3長浜の民話 P1 |
| キーワード | 雀,親が病気,フクター,親の死に目にまにあった,カーラカンジュヤー,綺麗な絹の着物,親の死に目にもまにあわなかった,米倉の下,親孝行者,親孝行 |
| 梗概(こうがい) | 雀は、親が病気だから早く来いと知らされたので、慌てて行った。慌てて、フクター(ボロ着)を着た ままかけ足で行った。畑からのきたない野良着を着たまま、どんどん走って行ったので親の死に目にまにあった。カーラカンジュヤー(川蝉)はほら美しいでしょう。綺麗な絹の着物を着けて来たでしょう。美しい装いをして来たために、親の死に目にもまにあわなかったという話を聞いたよ。お前(雀)は米倉の下で暮らしなさい。お前は親の死に目にも会い親孝行者だから、それで倉の下で暮らすようになった。 昔、私達の村の長浜兼久には倉があった。その倉の下にはたくさんの雀が群をなしていたよ。だから、こんなこともありましたよ。あれ(雀)はボロ着を着たまま、すぐに走ってきたので親の死に目にも会うことができ、雀は親孝行だから倉の下で米を食べて大きくなりなさいよ(ということを私が幼い頃に聞いたよ。)またカーラカンジュヤー(川蝉)に「お前は親不孝な者だ。お前が綺麗な着物を着けてくるまでには、親も死んでしまった。お前は親不孝者だから、川にもぐって餌を探して食べるとよい。そんな暮らしをするがいい。」ということだった。そんな話を聞いたよ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:24 |
| 物語の時間数 | 1:24 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |