炭焼き太郎 タンヤチグラー(方言)

概要

若い新婚の夫婦が居た。二人は「私が来てから金持ちになっているんだ」「私が福分を持っているんだ:といって夫婦喧嘩をした。年の夜、女が米に粟を混ぜたら美味しいからと思って混ぜご飯を炊いたことに男が文句をつけて追い出した。家を出された女は「正月早々親元に戻ってはいけない」と泣いていた。そこへ雀が来て、「私について来なさい・・・」と言わんばかりに後ずさりをしてみせたので、女は泣きながら雀の後をついていった。雀は洞窟の中で一人住んでいる炭焼きのお爺さんの所へ連れて行った。そこには石を三つ置いて作った竈があった。その石は皆黄金だった。洞窟の中のあちこち全部黄金で、二人は大金持ちになった。その時から雀は宝とななされるようになった。雀に「百倉の上に」といって案内されて行くと、そこも黄金がいっぱいだった。二人はますます大金持ちになった。先夫は物乞いになって、先妻とは知らずたずねて行くと、もてなしてくれた。何故だろうと思っていると、先妻だと知り、男は庭で舌を噛み切って死んでしまった。女は夫に見られないうちに庭に葬った。女は亡き先夫に供えるため、「ついでおいた待ち茶は捨てよう」と、先夫を葬ったところに投げた。

再生時間:4:16

民話詳細DATA

レコード番号 47O370167
CD番号 47O37C007
決定題名 炭焼き太郎 タンヤチグラー(方言)
話者がつけた題名 タンヤチグラー
話者名 松田ナエ
話者名かな まつだなえ
生年月日 18970422
性別
出身地 沖縄県読谷村喜名
記録日 19780617
記録者の所属組織 読谷ゆうがおの会
元テープ番号 読谷村喜名T09A06
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 年の夜,粟飯,クラー,炭焼き,黄金,乞食,待ち茶
梗概(こうがい) 若い新婚の夫婦が居た。二人は「私が来てから金持ちになっているんだ」「私が福分を持っているんだ:といって夫婦喧嘩をした。年の夜、女が米に粟を混ぜたら美味しいからと思って混ぜご飯を炊いたことに男が文句をつけて追い出した。家を出された女は「正月早々親元に戻ってはいけない」と泣いていた。そこへ雀が来て、「私について来なさい・・・」と言わんばかりに後ずさりをしてみせたので、女は泣きながら雀の後をついていった。雀は洞窟の中で一人住んでいる炭焼きのお爺さんの所へ連れて行った。そこには石を三つ置いて作った竈があった。その石は皆黄金だった。洞窟の中のあちこち全部黄金で、二人は大金持ちになった。その時から雀は宝とななされるようになった。雀に「百倉の上に」といって案内されて行くと、そこも黄金がいっぱいだった。二人はますます大金持ちになった。先夫は物乞いになって、先妻とは知らずたずねて行くと、もてなしてくれた。何故だろうと思っていると、先妻だと知り、男は庭で舌を噛み切って死んでしまった。女は夫に見られないうちに庭に葬った。女は亡き先夫に供えるため、「ついでおいた待ち茶は捨てよう」と、先夫を葬ったところに投げた。
全体の記録時間数 4:16
物語の時間数 4:16
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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