猿長者(方言)

概要

ある所に隣は金持ちだが、この老夫婦は子供もなく貧乏だった。正月になっても食べる物もなく、ジールで火を囲んで火正月をしていた。そこへ天から神様が下りて来て一晩泊めてくれと頼んだ。汚いところでもよければと泊めると、神が正月だというのに何もないのかと聞き、貧しいことに気づいた。鍋に水を入れて煮ると肉になり、ハガマからは米が出てきた。一日の朝に環若水を迎えて顔を洗うと若くなった。隣の金持ちの家に行き神のことを話すと、隣人も若くなりたいと言って神を招いた。そこで神はマーイサーを焼きなさいと言い、マーイサーを真っ赤に焼いてそこに座りなさいと言った。そして尻が赤くなり、尾が生えて、猿になって逃げて行った。神は貧しかった夫婦に、そこに住んで今まで通り心を豊かにして暮らしなさいと言われた。

再生時間:3:57

民話詳細DATA

レコード番号 47O370158
CD番号 47O37C007
決定題名 猿長者(方言)
話者がつけた題名 猿の話
話者名 松田ミヨ
話者名かな まつだみよ
生年月日 19080202
性別
出身地 沖縄県読谷村喜名
記録日 19770619
記録者の所属組織 読谷村民話調査団第3班
元テープ番号 読谷村喜名T08B11
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 本格昔話
発句(ほっく) あるとぅくまんかいてー
伝承事情 叔母の比嘉ウシ
文字化資料
キーワード 火正月,地炉,神,金持ち,貧乏人,米と肉,若水,マーイサー,赤尻,猿
梗概(こうがい) ある所に隣は金持ちだが、この老夫婦は子供もなく貧乏だった。正月になっても食べる物もなく、ジールで火を囲んで火正月をしていた。そこへ天から神様が下りて来て一晩泊めてくれと頼んだ。汚いところでもよければと泊めると、神が正月だというのに何もないのかと聞き、貧しいことに気づいた。鍋に水を入れて煮ると肉になり、ハガマからは米が出てきた。一日の朝に環若水を迎えて顔を洗うと若くなった。隣の金持ちの家に行き神のことを話すと、隣人も若くなりたいと言って神を招いた。そこで神はマーイサーを焼きなさいと言い、マーイサーを真っ赤に焼いてそこに座りなさいと言った。そして尻が赤くなり、尾が生えて、猿になって逃げて行った。神は貧しかった夫婦に、そこに住んで今まで通り心を豊かにして暮らしなさいと言われた。
全体の記録時間数 3:57
物語の時間数 3:57
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

トップに戻る

TOP