モーイ親方と龕(方言)

概要

モーイ親方が家をお造りになられて、石積みをなさったんでしょうね。石垣を積み終えたので、出来上り具合はどうかと、見てもらうために風水師を頼んでくるように、父親がモーイ親方に言いつけた。そしたら、モーイ親方は人夫を雇って、コー(龕)を担いで来たそうだ。龕をね。すると、父親が、「お前は、風水師を頼んで来いと言ったのに、そんなものを担がせて来るのか。」と言うと、「それはね父上、この自分達の家族の者が旅先で死んでも、旅先では葬式はしないで、必ず家に連れてきて、龕に乗せて、自分の家、屋敷から、立派に葬式はさせてくれるようにとの手段なんだよ、父上。」と言ったそうだ。それから、龕がコッツンと石垣にあたったので、「龕があたった分は造り方が悪いです。もう少し門を広くした方がいいでしょう。」と、モーイ親方は言ったそうだ。

再生時間:0:55

民話詳細DATA

レコード番号 47O370139
CD番号 47O37C006
決定題名 モーイ親方と龕(方言)
話者がつけた題名 モーイ親方
話者名 松田ウト
話者名かな まつだうと
生年月日 19010720
性別
出身地 沖縄県読谷村喜名
記録日 19770619
記録者の所属組織 読谷村民話調査団第2班
元テープ番号 読谷村喜名T07B07
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 笑話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集2喜名の民話 P110
キーワード 風水見,龕,石門
梗概(こうがい) モーイ親方が家をお造りになられて、石積みをなさったんでしょうね。石垣を積み終えたので、出来上り具合はどうかと、見てもらうために風水師を頼んでくるように、父親がモーイ親方に言いつけた。そしたら、モーイ親方は人夫を雇って、コー(龕)を担いで来たそうだ。龕をね。すると、父親が、「お前は、風水師を頼んで来いと言ったのに、そんなものを担がせて来るのか。」と言うと、「それはね父上、この自分達の家族の者が旅先で死んでも、旅先では葬式はしないで、必ず家に連れてきて、龕に乗せて、自分の家、屋敷から、立派に葬式はさせてくれるようにとの手段なんだよ、父上。」と言ったそうだ。それから、龕がコッツンと石垣にあたったので、「龕があたった分は造り方が悪いです。もう少し門を広くした方がいいでしょう。」と、モーイ親方は言ったそうだ。
全体の記録時間数 0:55
物語の時間数 0:55
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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