子育て幽霊(方言)

概要

昔、首里でね、こういうことがあったそうだ。毎日、菓子を買いに来る人がいるけど、売った後でお金の計算をしたら、いつもお金は不足になった。それでね、ある人が、年寄りが、「あなたはそのお銭を取ったら、それが、疑わしかったら水に入れておきなさい。」と言って教えて下さったそうだ。そして、水に入れたら、やっぱり、その紙は、あぶった後のものだったそうだ。そこで、「そうこうだった。」と、話をしたのでね、「そうならば、お菓子を買いに来る人が来たら、後を追って行き、見てみなさい。」と言った。そして、後を追って見ると墓に入って行ったそうだ。その人は墓に入った人は妊娠していて亡くなったようだ。だからその後あの墓で産んだんでしょうね。その子に毎日、菓子を買って来て食べさせて、墓の中で、育てていたようだ。そして、「もうそうなんだよ。」と、その墓に入って行ったと言うので、墓を開けてみると、子供がその棺の宝物さあ、その周囲で遊び歩いていたそうだ。私達は、そういうことを、昔の人から聞いたんだよ。それから、打ち紙は、始まったそうだ。

再生時間:1:12

民話詳細DATA

レコード番号 47O370117
CD番号 47O37C005
決定題名 子育て幽霊(方言)
話者がつけた題名 打ち紙由来
話者名 宇江城ヤス
話者名かな うえしろやす
生年月日 18950320
性別
出身地 沖縄県読谷村喜名
記録日 19761017
記録者の所属組織 読谷村民話調査団第9班
元テープ番号 読谷村喜名T06B02
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 本格昔話、 民俗
発句(ほっく) んかし
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集2喜名の民話 P57
キーワード
梗概(こうがい) 昔、首里でね、こういうことがあったそうだ。毎日、菓子を買いに来る人がいるけど、売った後でお金の計算をしたら、いつもお金は不足になった。それでね、ある人が、年寄りが、「あなたはそのお銭を取ったら、それが、疑わしかったら水に入れておきなさい。」と言って教えて下さったそうだ。そして、水に入れたら、やっぱり、その紙は、あぶった後のものだったそうだ。そこで、「そうこうだった。」と、話をしたのでね、「そうならば、お菓子を買いに来る人が来たら、後を追って行き、見てみなさい。」と言った。そして、後を追って見ると墓に入って行ったそうだ。その人は墓に入った人は妊娠していて亡くなったようだ。だからその後あの墓で産んだんでしょうね。その子に毎日、菓子を買って来て食べさせて、墓の中で、育てていたようだ。そして、「もうそうなんだよ。」と、その墓に入って行ったと言うので、墓を開けてみると、子供がその棺の宝物さあ、その周囲で遊び歩いていたそうだ。私達は、そういうことを、昔の人から聞いたんだよ。それから、打ち紙は、始まったそうだ。
全体の記録時間数 1:12
物語の時間数 1:12
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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