姥捨て山(方言)

概要

昔はね、年寄りまで税金(上納物)が出たそうだ。それで、年寄りまで上納をさせてはとても出しかねるので、畑の畦の片側に親(年寄った)を隠し、家族はこれだけしかいないと報告していたそうだが、ある時日本の国から、黒縄(灰縄)を持って来いというおふれが出されたそうだ。それが、誰もその難問を解くことが出来なかったので、こんなこんなの話があるのだが、と親のところヘ食べ物を持って行った子どもが言うと、「それは大変お易い御用だ。」と言った。「縄を綯ってすぐ私の前に持ってきなさい。」と言ったので、縄を綯って持って行くと、その縄は綯って置いたままの形で焼いてから「これが灰縄だよ。」と、持って行ったそうだ。それから年寄りは宝だと知ったそうだ。それ以来、年寄りは畑の畦に捨ててはいけないという話が出たという話を聞いた。

再生時間:1:15

民話詳細DATA

レコード番号 47O370112
CD番号 47O37C005
決定題名 姥捨て山(方言)
話者がつけた題名 姥捨て
話者名 比嘉ウト
話者名かな ひがうと
生年月日 19040910
性別
出身地 沖縄県読谷村喜名
記録日 19761017
記録者の所属組織 読谷村民話調査団第8班
元テープ番号 読谷村喜名T06A10
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 笑話
発句(ほっく) あのうむかしのね
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集2喜名の民話 P107
キーワード 年寄り,上納物,畦ぬ片側,黒綱,灰縄,
梗概(こうがい) 昔はね、年寄りまで税金(上納物)が出たそうだ。それで、年寄りまで上納をさせてはとても出しかねるので、畑の畦の片側に親(年寄った)を隠し、家族はこれだけしかいないと報告していたそうだが、ある時日本の国から、黒縄(灰縄)を持って来いというおふれが出されたそうだ。それが、誰もその難問を解くことが出来なかったので、こんなこんなの話があるのだが、と親のところヘ食べ物を持って行った子どもが言うと、「それは大変お易い御用だ。」と言った。「縄を綯ってすぐ私の前に持ってきなさい。」と言ったので、縄を綯って持って行くと、その縄は綯って置いたままの形で焼いてから「これが灰縄だよ。」と、持って行ったそうだ。それから年寄りは宝だと知ったそうだ。それ以来、年寄りは畑の畦に捨ててはいけないという話が出たという話を聞いた。
全体の記録時間数 1:15
物語の時間数 1:15
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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