とにかく、屋敷が広く、周囲はガジュマルで囲まれた屋敷があったそうである。それから、このキジムナーは化け者でもあるが、正直者だといわれていた。それで、キジムナーに、いつも海に連れていかれ、魚を取って来たりしたので、この家は裕福になったそうである。そのようにして、今度は裕福になり、魚を売って金も儲けたので、これは、夜更かしばかりではいけない。キジムナーとは、縁を切らねばと、もうキジムナーとは海へ全く行かなくなり、それで、キジムナーは、すっーとガジュマルの中に住んでいたそうである。「あっ、この者は、私が儲けさせて楽をさせてあげたのに、私と縁を切ろうとするなら、もう、こんな奴は、いたずらしてやろうと、それから、豚にキジムナーヤーチュー(キジムナーのおきゅう)をしてみたり、牛にもキジムナーヤーチューをしたりして、キジムナーは嫉妬していたようだね。「これは、面倒なことになった。」と思い、それで、庭のガジュマルの木は、キジムナーが住んでいるので、その木を伐採したら、それから、そのキジムナーはそこにはおれなくなった。これではいけないと、キジムナーは、そこの家財を全部焼き払ったそうである。それで、その人は失敗し、元の貧乏にもどったそうである。
| レコード番号 | 47O370025 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C002 |
| 決定題名 | キジムナー友達(方言) |
| 話者がつけた題名 | キジムナー |
| 話者名 | 松田栄清 |
| 話者名かな | まつだえいせい |
| 生年月日 | 18950220 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村喜名 |
| 記録日 | 19761017 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団第二班 |
| 元テープ番号 | 読谷村喜名T02A01 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集2喜名の民話 P27 |
| キーワード | ガジマル,キジムナー,魚とり |
| 梗概(こうがい) | とにかく、屋敷が広く、周囲はガジュマルで囲まれた屋敷があったそうである。それから、このキジムナーは化け者でもあるが、正直者だといわれていた。それで、キジムナーに、いつも海に連れていかれ、魚を取って来たりしたので、この家は裕福になったそうである。そのようにして、今度は裕福になり、魚を売って金も儲けたので、これは、夜更かしばかりではいけない。キジムナーとは、縁を切らねばと、もうキジムナーとは海へ全く行かなくなり、それで、キジムナーは、すっーとガジュマルの中に住んでいたそうである。「あっ、この者は、私が儲けさせて楽をさせてあげたのに、私と縁を切ろうとするなら、もう、こんな奴は、いたずらしてやろうと、それから、豚にキジムナーヤーチュー(キジムナーのおきゅう)をしてみたり、牛にもキジムナーヤーチューをしたりして、キジムナーは嫉妬していたようだね。「これは、面倒なことになった。」と思い、それで、庭のガジュマルの木は、キジムナーが住んでいるので、その木を伐採したら、それから、そのキジムナーはそこにはおれなくなった。これではいけないと、キジムナーは、そこの家財を全部焼き払ったそうである。それで、その人は失敗し、元の貧乏にもどったそうである。 |
| 全体の記録時間数 | 1:56 |
| 物語の時間数 | 1:56 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |