夫の家に行ってからは、その屁ひり嫁は、「親の遺言だからね、屁をしてはいけないよ。」と言われたので、もうがまんできるだけ、屁をしたいが、がまんできるだけがまんしたので、やせてしまったそうだ、その女は親の遺言はちゃんと守っていたんだね。やせてしまったので、「もうお前には、私たちの家庭は切り盛りできないから、お前は親の所に連れて行こうね。」と言って、親の元に連れて行く途中で、鳩が鳴いたんだってよ。鳴いたら、射たれたさあね。その女は、結婚して行ってからは物もしゃべらなかったんだが。ところが鳩が鳴いたので、「鳩よ、お前は思いもよらない災難だったね。鳴かなければ射たれることもなかったのに。」と言ったので、その連れて行った人は、「ああ、これは、しゃべれるんだね。私たちの考えが浅かったんだね。」と思って、もう親の家まで連れて行ったのだが、「こういうわけで連れて帰りましたよ。」と言うと、「それなら、置いておけ。」と、置かれるようになったが、家に行くと、その女は、「アリー、アリー。」と屁をひったら、家の壁をぶっとばすほどの屁であったそうだ。
| レコード番号 | 47O376326 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C255 |
| 決定題名 | 屁ひり嫁(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 真壁ウト |
| 話者名かな | まかべうと |
| 生年月日 | 19071220 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県恩納村宇加地 |
| 記録日 | 19760226 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 恩納村T36B11 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 笑話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 『恩納村の民話・昔話編』P267 |
| キーワード | 夫の家に行ってからは、その屁ひり嫁は、「親の遺言だからね、屁をしてはいけないよ。」と言われたので、もうがまんできるだけ、屁をしたいが、がまんできるだけがまんしたので、やせてしまったそうだ、その女は親の遺言はちゃんと守っていたんだね。やせてしまったので、「もうお前には、私たちの家庭は切り盛りできないから、お前は親の所に連れて行こうね。」と言って、親の元に連れて行く途中で、鳩が鳴いたんだってよ。鳴いたら、射たれたさあね。その女は、結婚して行ってからは物もしゃべらなかったんだが。ところが鳩が鳴いたので、「鳩よ、お前は思いもよらない災難だったね。鳴かなければ射たれることもなかったのに。」と言ったので、その連れて行った人は、「ああ、これは、しゃべれるんだね。私たちの考えが浅かったんだね。」と思って、もう親の家まで連れて行ったのだが、「こういうわけで連れて帰りましたよ。」と言うと、「それなら、置いておけ。」と、置かれるようになったが、家に行くと、その女は、「アリー、アリー。」と屁をひったら、家の壁をぶっとばすほどの屁であったそうだ。 |
| 梗概(こうがい) | 夫の家に行ってからは、その屁ひり嫁は、「親の遺言だからね、屁をしてはいけないよ。」と言われたので、もうがまんできるだけ、屁をしたいが、がまんできるだけがまんしたので、やせてしまったそうだ、その女は親の遺言はちゃんと守っていたんだね。やせてしまったので、「もうお前には、私たちの家庭は切り盛りできないから、お前は親の所に連れて行こうね。」と言って、親の元に連れて行く途中で、鳩が鳴いたんだってよ。鳴いたら、射たれたさあね。その女は、結婚して行ってからは物もしゃべらなかったんだが。ところが鳩が鳴いたので、「鳩よ、お前は思いもよらない災難だったね。鳴かなければ射たれることもなかったのに。」と言ったので、その連れて行った人は、「ああ、これは、しゃべれるんだね。私たちの考えが浅かったんだね。」と思って、もう親の家まで連れて行ったのだが、「こういうわけで連れて帰りましたよ。」と言うと、「それなら、置いておけ。」と、置かれるようになったが、家に行くと、その女は、「アリー、アリー。」と屁をひったら、家の壁をぶっとばすほどの屁であったそうだ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:11 |
| 物語の時間数 | 1:11 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |