孝行息子の鯉出世(シマグチ)

概要

二人の兄弟のうち一人はたいそう親孝行であり、もう一人はあんまり親の言うことを聞かなかったんだ。それで、「お前にはね、このようなはげ山をやろうと思う。」それで、「お前は親孝行だからその山をもらいなさい。お前が屋敷かこいをする所は、たとえ、山の上でも、田を掘ると初めに鯉が出るから、そこを屋敷にし、池もそこに作って、そうすれば大変成功するよ、お前のものは兄のもらうものよりいい所だから、お前は大変成功するよ。お前は親孝行の子だから、あのはげ山をもらっても、大変成功するよ。親の言うことを聞く子のことを私は(考えてあげるよ)。はげ山でもたいヘんいい所なのだよ。そこは兄のものよりいい所になるから、そこで成功しなさいよ。」と言われた場所で大変成功したんだよ。鯉も、家のそばに池を作って入れて、それがたくさん子を産んで、成功してみんなからめずらしがられるほどりっぱな家になって、栄えていたというこの話を聞いているさあ。

再生時間:1:33

民話詳細DATA

レコード番号 47O376017
CD番号 47O37C242
決定題名 孝行息子の鯉出世(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 与儀カメ
話者名かな よぎかめ
生年月日 18950705
性別
出身地 沖縄県恩納村喜瀬武原
記録日 19760530
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 恩納村T41A15
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 『恩納村の民話・昔話編』P149
キーワード 親孝行,はげ山,鯉,大変成功
梗概(こうがい) 二人の兄弟のうち一人はたいそう親孝行であり、もう一人はあんまり親の言うことを聞かなかったんだ。それで、「お前にはね、このようなはげ山をやろうと思う。」それで、「お前は親孝行だからその山をもらいなさい。お前が屋敷かこいをする所は、たとえ、山の上でも、田を掘ると初めに鯉が出るから、そこを屋敷にし、池もそこに作って、そうすれば大変成功するよ、お前のものは兄のもらうものよりいい所だから、お前は大変成功するよ。お前は親孝行の子だから、あのはげ山をもらっても、大変成功するよ。親の言うことを聞く子のことを私は(考えてあげるよ)。はげ山でもたいヘんいい所なのだよ。そこは兄のものよりいい所になるから、そこで成功しなさいよ。」と言われた場所で大変成功したんだよ。鯉も、家のそばに池を作って入れて、それがたくさん子を産んで、成功してみんなからめずらしがられるほどりっぱな家になって、栄えていたというこの話を聞いているさあ。
全体の記録時間数 1:33
物語の時間数 1:33
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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