雨蛙の親不孝(シマグチ)

概要

男の子だったのか、女の子だったのか、それはわからないけどね。このアマガクというのは、まず、当りまえ、自分の、自分の子ではあるが、ちょうど言ってみればアマガクと言っているのと同じものさ。「潮を汲んで来い。」と言えば水を汲んできて、「水を汲んで来い。」といえば潮を汲んで来るので、「これはもうこれではいけない。私が病気でいる時に死んだら、こいつなら山に葬れと言えば海のそばに葬るかもしれない。」と親は思って、「私が死ぬときには、お前は川のそばに葬りなさいよ。」と言ったので、川のそばに葬ったわけさ。そうだったから、ほら雨が降るときにはね、親が言うとおりに葬ったのだが親が流れはしまいかと心配なわけさ、それで心配だから、「もう明日には雨が降るぞ。」と言うと、「私たちのお母さんはもう雨が降ると、流されるね、もうもう。」と、そのカークーカークーして鳴くのは、鳴くという話、昔話だったが、もう本当ああだったのかわからないけど。

再生時間:0:53

民話詳細DATA

レコード番号 47O375970
CD番号 47O37C240
決定題名 雨蛙の親不孝(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 漢那ウシ
話者名かな かんなうし
生年月日 76歳
性別
出身地 沖縄県恩納村安富祖
記録日 19760226
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 恩納村T30A23
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 民俗
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 『恩納村の民話・昔話編』P198
キーワード アマガク,病気,川に葬った,雨 『恩納村の民話・昔話編』P198
梗概(こうがい) 男の子だったのか、女の子だったのか、それはわからないけどね。このアマガクというのは、まず、当りまえ、自分の、自分の子ではあるが、ちょうど言ってみればアマガクと言っているのと同じものさ。「潮を汲んで来い。」と言えば水を汲んできて、「水を汲んで来い。」といえば潮を汲んで来るので、「これはもうこれではいけない。私が病気でいる時に死んだら、こいつなら山に葬れと言えば海のそばに葬るかもしれない。」と親は思って、「私が死ぬときには、お前は川のそばに葬りなさいよ。」と言ったので、川のそばに葬ったわけさ。そうだったから、ほら雨が降るときにはね、親が言うとおりに葬ったのだが親が流れはしまいかと心配なわけさ、それで心配だから、「もう明日には雨が降るぞ。」と言うと、「私たちのお母さんはもう雨が降ると、流されるね、もうもう。」と、そのカークーカークーして鳴くのは、鳴くという話、昔話だったが、もう本当ああだったのかわからないけど。
全体の記録時間数 0:53
物語の時間数 0:53
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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