若者に化けたアカマター(シマグチ)

概要

これはよ、国頭辺戸でのことだ。これは私たちがペルーにいるときに、友だちの年上の女がいて、その人が話していたよ。これはほんとうのことだそうだよ。国頭辺戸といって戦前の芝居にあったそうだよ。それで聞いてみると、それは本当のことだそうだ。国頭辺戸という所でな。アカマタ毛と呼んでな、これはこの話から出ているらしいよ。この話は、姉妹二人だったそうだ。どうしたかというと、その上の姉さんは、「私は小便するからね、あなたは先に行きなさい。」と言ってね、妹は畑に行かせたようだ。半時間たっても姉が来ないものだから、妹がさがしに行くと、姉はアカマタと話をしているんだよ。「さあこれは、姉さんは普通ではない。」と、その妹がアカマターを殺したそうだよ。すると、この姉さんは泣いてな、「お前は殺してやろう。これは、私の若者なのに。」と。姉にはアカマタが若者に見えたわけだが、目を覚ましてみると、アカマタなのだよ。そうしてそれから浜(はま)下(う)りは三月の行事となったようだよ。アカマターの話は。そういう話だそうだ。

再生時間:1:07

民話詳細DATA

レコード番号 47O375880
CD番号 47O37C237
決定題名 若者に化けたアカマター(シマグチ)
話者がつけた題名 アカマタの話
話者名 山城真保
話者名かな やましろしんほ
生年月日 19091023
性別
出身地 沖縄県恩納村前兼久
記録日 19760227
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 恩納村T28A01
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 動物昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 『恩納村の民話・昔話編』P49
キーワード 国頭辺戸,アカマタ毛,姉妹二人,姉がアカマタと話,妹がアカマターを殺した,浜下り,三月の行事
梗概(こうがい) これはよ、国頭辺戸でのことだ。これは私たちがペルーにいるときに、友だちの年上の女がいて、その人が話していたよ。これはほんとうのことだそうだよ。国頭辺戸といって戦前の芝居にあったそうだよ。それで聞いてみると、それは本当のことだそうだ。国頭辺戸という所でな。アカマタ毛と呼んでな、これはこの話から出ているらしいよ。この話は、姉妹二人だったそうだ。どうしたかというと、その上の姉さんは、「私は小便するからね、あなたは先に行きなさい。」と言ってね、妹は畑に行かせたようだ。半時間たっても姉が来ないものだから、妹がさがしに行くと、姉はアカマタと話をしているんだよ。「さあこれは、姉さんは普通ではない。」と、その妹がアカマターを殺したそうだよ。すると、この姉さんは泣いてな、「お前は殺してやろう。これは、私の若者なのに。」と。姉にはアカマタが若者に見えたわけだが、目を覚ましてみると、アカマタなのだよ。そうしてそれから浜(はま)下(う)りは三月の行事となったようだよ。アカマターの話は。そういう話だそうだ。
全体の記録時間数 1:07
物語の時間数 1:07
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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