勝連バーマー(シマグチ)

概要

勝連バーマーのお話をいたしましょう。首里城を造る時に、火の話や焼ける話は禁じられて、その話はしてはいけないとのこと、禁じられていた。今度は、勝連の夫役たちを連れた勝連バーマーが時間に遅れて行って、そこの監督に、「お前は、どうして時間に遅れて来たのか。」とたずねられたので、「途中、ここへ来る途中に、木のはがまで食物を煮て食べているのを見たために遅れて来ました。」と答えた。すると、「それじゃ君たち、その木のはがまは焼けなかったのか。」と言ったので、「禁じられている言葉を使ったから、私に一本とられましたね。」と答えた。これは才智あるバーマが、すばやく監督の欠点をつかまえて、「一本取られましたね。」と言わせたという話。「君たちはそのために遅れて来たので、今日はもう長い間使ってやる。」と言ったので、勝連バーマーは、「はい、今日の月が上がるまでは使って下さい。」と約束をして働いた。ところがこの日は十日月の日だった。勝連バーマーは、自分が人夫頭なので、天を見い見いしていたが、ついに、お昼ごろ、十日月が上がったのを見て、「勝連賦(人夫)は引きあげなさい、引きあげなさい。」と言って、引きあげて行ったというお話もあります。

再生時間:2:12

民話詳細DATA

レコード番号 47O375838
CD番号 47O37C235
決定題名 勝連バーマー(シマグチ)
話者がつけた題名 勝連バーマーの話
話者名 富田有徳
話者名かな とみたゆうとく
生年月日 19001004
性別
出身地 沖縄県恩納村谷茶
記録日 19760223
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 恩納村T25A11
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 笑話
発句(ほっく)
伝承事情 年寄りから聞く
文字化資料 『恩納村の民話・昔話編』P230
キーワード 勝連バーマー,首里城,火の話,勝連の夫役,監督,木のはがま,才智,十日月,勝連賦
梗概(こうがい) 勝連バーマーのお話をいたしましょう。首里城を造る時に、火の話や焼ける話は禁じられて、その話はしてはいけないとのこと、禁じられていた。今度は、勝連の夫役たちを連れた勝連バーマーが時間に遅れて行って、そこの監督に、「お前は、どうして時間に遅れて来たのか。」とたずねられたので、「途中、ここへ来る途中に、木のはがまで食物を煮て食べているのを見たために遅れて来ました。」と答えた。すると、「それじゃ君たち、その木のはがまは焼けなかったのか。」と言ったので、「禁じられている言葉を使ったから、私に一本とられましたね。」と答えた。これは才智あるバーマが、すばやく監督の欠点をつかまえて、「一本取られましたね。」と言わせたという話。「君たちはそのために遅れて来たので、今日はもう長い間使ってやる。」と言ったので、勝連バーマーは、「はい、今日の月が上がるまでは使って下さい。」と約束をして働いた。ところがこの日は十日月の日だった。勝連バーマーは、自分が人夫頭なので、天を見い見いしていたが、ついに、お昼ごろ、十日月が上がったのを見て、「勝連賦(人夫)は引きあげなさい、引きあげなさい。」と言って、引きあげて行ったというお話もあります。
全体の記録時間数 2:12
物語の時間数 2:12
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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