身替り狐(シマグチ)

概要

これも四国の人の話なんですが、これは実際にあった話、日露戦争の時の話なんですよ。 四国の高松にハギーさんという狐(きつね)がいたそうですよ、その狐が、「お前も戦争をしに支那(中国)に渡っていってくれないか、ハギー。」と言われたので、「お前たちは私の御馳走は持っていってくれない。私の飯は持って行かないから私は行かないよ。」と答えた。「とんでもないお前が欲しいものならたくさん持って行くから、何と何が欲しいのか。」と聞くと、「私が欲しいのは油揚げとあずきご飯だけだ。」「よしそれならばそれをたくさん持っていってやるから、お前もいっしょに行ってくれよ。」と言って、そしていっしょに連れていってみると、そのハギーが(敵と)たたかう時にどうするかというと、ハギーがこちらの兵隊を大勢にみせて、あちらの兵隊を少なくみせたりし、そんな手柄を立てて、これは今では四国で金鵄勲章ももらって、その寺は国宝になって。これは現在でも勲章もあるというが、由緒あるその寺の名は忘れてしまったよ。

再生時間:1:34

民話詳細DATA

レコード番号 47O375834
CD番号 47O37C235
決定題名 身替り狐(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 当山有孝
話者名かな とうやまゆうこう
生年月日 18980802
性別
出身地 沖縄県恩納村南恩納
記録日 19760223
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 恩納村T25A07
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情 大阪で四国出身の同僚から聞いた。
文字化資料 『恩納村の民話・昔話編』P25
キーワード 日露戦争の時,四国の高松にハギーさんという狐,油揚げとあずきご飯,金鵄勲章,国宝
梗概(こうがい) これも四国の人の話なんですが、これは実際にあった話、日露戦争の時の話なんですよ。 四国の高松にハギーさんという狐(きつね)がいたそうですよ、その狐が、「お前も戦争をしに支那(中国)に渡っていってくれないか、ハギー。」と言われたので、「お前たちは私の御馳走は持っていってくれない。私の飯は持って行かないから私は行かないよ。」と答えた。「とんでもないお前が欲しいものならたくさん持って行くから、何と何が欲しいのか。」と聞くと、「私が欲しいのは油揚げとあずきご飯だけだ。」「よしそれならばそれをたくさん持っていってやるから、お前もいっしょに行ってくれよ。」と言って、そしていっしょに連れていってみると、そのハギーが(敵と)たたかう時にどうするかというと、ハギーがこちらの兵隊を大勢にみせて、あちらの兵隊を少なくみせたりし、そんな手柄を立てて、これは今では四国で金鵄勲章ももらって、その寺は国宝になって。これは現在でも勲章もあるというが、由緒あるその寺の名は忘れてしまったよ。
全体の記録時間数 1:34
物語の時間数 1:34
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

トップに戻る

TOP