千年蛇(シマグチ)

概要

屋嘉村なのかわからないがねえ。ある山猪を取る人がいたらしい。毎日、山の中に山猪を取りに行ったって。それである日、蛇が龍になって大煙りを巻いて天に上がるのを見てしまってね。これは本当の話ですよ。それで、この蛇が山猪取りに、「私はねもう今日天に上がるが、あんたに、人間に見られて、私は天に上がれない。お願いだからだまってくれ。あんたはその代わりねえ、私が徳をあげるからねえ。あんたは世間の人に『こんなふうに私が天に上がって行った』とねえ、このことを白状するか。」と聞くので、山猪取りは、「しない。」と言ったから、それからもう毎日この人は山猪が取れてね、金持になったがね。石川での話。しかしねえ、酒を飲んでしまって、「私の家がこうして栄たのはね、天に蛇が上がるのを見てからだ。御天の人のおかげで金持になったんだよ。」と言いはってね。それで、そのあとまた、山猪の肉を取りに行ったら、蛇に喰われて亡くなったって。これは本当のことだとそう言ってたよ。本当にあったとのこと。蛇は何年もたつともうこの蛇は龍になって天に上がっていくという話があったんですよ。

再生時間:2:38

民話詳細DATA

レコード番号 47O375796
CD番号 47O37C233
決定題名 千年蛇(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 翁長マセ
話者名かな おながませ
生年月日 18980101
性別
出身地 沖縄県恩納村前兼久
記録日 19760226
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 恩納村T24B07
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情 話が好きで母親から聞いた。
文字化資料 『恩納村の民話・昔話編』P32
キーワード 屋嘉村,山猪を取る人,蛇が龍,大煙りを巻いて天に上がる,徳をあげる
梗概(こうがい) 屋嘉村なのかわからないがねえ。ある山猪を取る人がいたらしい。毎日、山の中に山猪を取りに行ったって。それである日、蛇が龍になって大煙りを巻いて天に上がるのを見てしまってね。これは本当の話ですよ。それで、この蛇が山猪取りに、「私はねもう今日天に上がるが、あんたに、人間に見られて、私は天に上がれない。お願いだからだまってくれ。あんたはその代わりねえ、私が徳をあげるからねえ。あんたは世間の人に『こんなふうに私が天に上がって行った』とねえ、このことを白状するか。」と聞くので、山猪取りは、「しない。」と言ったから、それからもう毎日この人は山猪が取れてね、金持になったがね。石川での話。しかしねえ、酒を飲んでしまって、「私の家がこうして栄たのはね、天に蛇が上がるのを見てからだ。御天の人のおかげで金持になったんだよ。」と言いはってね。それで、そのあとまた、山猪の肉を取りに行ったら、蛇に喰われて亡くなったって。これは本当のことだとそう言ってたよ。本当にあったとのこと。蛇は何年もたつともうこの蛇は龍になって天に上がっていくという話があったんですよ。
全体の記録時間数 2:38
物語の時間数 2:38
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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