雀孝行(シマグチ)

概要

だから今は雀の話。その雀というのはね、今はアメリカの世にも日本の世にもなったのでそういうことは無いけど、昔は、別の鳥が家に入ると、浜下りをしたよ。各部落どこにでもあったと思うが、ここだけだったのかわからないがね。それでその雀が家の内に入ると、「あ、そいつは親孝行の鳥だよ、そいつが入っても、何でもないよ。」と言ってね、浜下りはしなかったんだ。またそれから道理は何と聞いたかと言うと、昔、御先祖からの話は、親孝行というのは何でどうして鳥が親孝行なのかと言うと、鳥の親が病んだので、それで、「親が病んで危篤だから、呼んで来い。」と言ったので、この雀は、「ああ親が危篤とあれば。」と、そのままもうボロ着物を着けて親を見に行ったので、親の死に目に間に合って親孝行をし、またあの川蝉というのがね、とてもきれいな鳥が川沿いに、飛びはねているよ。あれはまたハイカラをしようと、もう川で浴びたりしてもうハイカラをしたから、親の死に目に会えなかったみたいだ。それで親不孝者となってしまって、「お前は川をあさって喰えよ。」また雀は、「倉の下で雨垂れの下で米を拾って喰えよ。」と言って、その親に遺言された。雀は親孝行だから、あれが家に入っても、浜下りもしなかったという話だったがね。

再生時間:1:38

民話詳細DATA

レコード番号 47O375531
CD番号 47O37C223
決定題名 雀孝行(シマグチ)
話者がつけた題名 クラーグヮーとカーラパッタヤー
話者名 饒波千代
話者名かな のはちよ
生年月日 19051230
性別
出身地 沖縄県読谷村
記録日 19760226
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 恩納村T16A24
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 動物昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 『恩納村の民話・昔話編』P193
キーワード 雀,親孝行,親が病んで危篤,ボロ着物,親の死に目に間に合った,川蝉,きれいな鳥,川沿い,親不孝者
梗概(こうがい) だから今は雀の話。その雀というのはね、今はアメリカの世にも日本の世にもなったのでそういうことは無いけど、昔は、別の鳥が家に入ると、浜下りをしたよ。各部落どこにでもあったと思うが、ここだけだったのかわからないがね。それでその雀が家の内に入ると、「あ、そいつは親孝行の鳥だよ、そいつが入っても、何でもないよ。」と言ってね、浜下りはしなかったんだ。またそれから道理は何と聞いたかと言うと、昔、御先祖からの話は、親孝行というのは何でどうして鳥が親孝行なのかと言うと、鳥の親が病んだので、それで、「親が病んで危篤だから、呼んで来い。」と言ったので、この雀は、「ああ親が危篤とあれば。」と、そのままもうボロ着物を着けて親を見に行ったので、親の死に目に間に合って親孝行をし、またあの川蝉というのがね、とてもきれいな鳥が川沿いに、飛びはねているよ。あれはまたハイカラをしようと、もう川で浴びたりしてもうハイカラをしたから、親の死に目に会えなかったみたいだ。それで親不孝者となってしまって、「お前は川をあさって喰えよ。」また雀は、「倉の下で雨垂れの下で米を拾って喰えよ。」と言って、その親に遺言された。雀は親孝行だから、あれが家に入っても、浜下りもしなかったという話だったがね。
全体の記録時間数 1:38
物語の時間数 1:38
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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