二ービチ由来(シマグチ)

概要

なんで結婚の事をにーびちというかというとねえ、これはどこでのことかわかりませんが、こうだったそうだ。結婚という言葉はね、親たちがもう夫婦にしようとしたが、女は妻になろうとしなくて、妻になろうとしなかった。それで、その女は山に隠れていた。すると親が男に、「あの女は木にしがみついているからね、お前が行って、女を連れてこれるものなら、お前の嫁にやるよ。」と言うたらしい。それでね、この男は山に行って、どこそこにいると聞いたわけだ。親たちが、「どこそこで、女は木にしがみついているから、あれを引き連れてくることができれば嫁にやる。」と言ったので、木にしがみついているのをね、その根っこごと引き抜いて来たらしいよ。その時から結婚を根(にー)引(び)ちと言うって。こうして引き抜いて連れてきたので夫婦にしたそうだ。その時から、結婚をにーびちというようになったという話だよ。

再生時間:1:25

民話詳細DATA

レコード番号 47O375484
CD番号 47O37C221
決定題名 二ービチ由来(シマグチ)
話者がつけた題名 二ービチの話
話者名 当山喜太郎
話者名かな とうやまきたろう
生年月日 19050512
性別
出身地 沖縄県恩納村谷茶
記録日 19760223
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 恩納村T15A22
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情 一話、一話は誰から聞いたか覚えていない。遠縁に話し上手の当山正渡さんがいた。
文字化資料 『恩納村の民話 伝説編』P64
キーワード 結婚,にーびち,女は山に隠れた,根っこごと引き抜いて来た¥
梗概(こうがい) なんで結婚の事をにーびちというかというとねえ、これはどこでのことかわかりませんが、こうだったそうだ。結婚という言葉はね、親たちがもう夫婦にしようとしたが、女は妻になろうとしなくて、妻になろうとしなかった。それで、その女は山に隠れていた。すると親が男に、「あの女は木にしがみついているからね、お前が行って、女を連れてこれるものなら、お前の嫁にやるよ。」と言うたらしい。それでね、この男は山に行って、どこそこにいると聞いたわけだ。親たちが、「どこそこで、女は木にしがみついているから、あれを引き連れてくることができれば嫁にやる。」と言ったので、木にしがみついているのをね、その根っこごと引き抜いて来たらしいよ。その時から結婚を根(にー)引(び)ちと言うって。こうして引き抜いて連れてきたので夫婦にしたそうだ。その時から、結婚をにーびちというようになったという話だよ。
全体の記録時間数 1:25
物語の時間数 1:25
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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