そしてね、貧乏人の子はいつも(継ぎはぎだらけの着物を着けていた)継ぎはぐことを、「フクター。」と言うのだがね。それを着て学校へ行きよったそうだ。それで貧乏者なので、「フクター、フクター。」と言われてばかにされていたそうです。しまいには、その子は着物を買って着けた。すると、買って着けると、今度は「コーティー(買ったか)、コーティー(買ったか)。」と言ったそうだ。そこで、「コーティー(皇帝)、コーティー(皇帝)。」と名前がついてね。これはもうおどけ話だから、あとには皇帝になっていたそうですよ。まあ皇帝と言ってね、ここ沖縄には皇帝というのはいないけれどもね。これは支那からきた話なんでしょうね。その子は皇帝になったということだ。
| レコード番号 | 47O375478 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C221 |
| 決定題名 | フクター皇帝(共通語混) |
| 話者がつけた題名 | 子供の名前 |
| 話者名 | 当山喜太郎 |
| 話者名かな | とうやまきたろう |
| 生年月日 | 19050512 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県恩納村谷茶 |
| 記録日 | 19760223 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 恩納村T15A16 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 一話、一話は誰から聞いたか覚えていない。遠縁に話し上手の当山正渡さんがいた。 |
| 文字化資料 | 『恩納村の民話 昔話編』P89 |
| キーワード | 、貧乏人の子,フクター,コーティー,皇帝,支那 |
| 梗概(こうがい) | そしてね、貧乏人の子はいつも(継ぎはぎだらけの着物を着けていた)継ぎはぐことを、「フクター。」と言うのだがね。それを着て学校へ行きよったそうだ。それで貧乏者なので、「フクター、フクター。」と言われてばかにされていたそうです。しまいには、その子は着物を買って着けた。すると、買って着けると、今度は「コーティー(買ったか)、コーティー(買ったか)。」と言ったそうだ。そこで、「コーティー(皇帝)、コーティー(皇帝)。」と名前がついてね。これはもうおどけ話だから、あとには皇帝になっていたそうですよ。まあ皇帝と言ってね、ここ沖縄には皇帝というのはいないけれどもね。これは支那からきた話なんでしょうね。その子は皇帝になったということだ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:00 |
| 物語の時間数 | 1:00 |
| 言語識別 | 混在 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |