もうものすごい飢僅になったからね、それで、城間(ぐすくま)ナーカは、城間村じゅうに粟俵などを配ったそうだ。それでも毎夜畑で芋を掘られたんで、「これではいけない。」と言って、主人が夜出かけてな、さとうきび畑の中に隠れていて、その泥棒をつかまえようと潜んでいたそうだよ。そしたら思ったとおり来ていたそうだよ、芋を堀る者が。それでこの畑荒しは、棒を畑の端に立てて、それから東に向かって、「私たちはもう食べるものがないからあなたのものを借りるんだから、食べさせて下さい。」と言って、手を合わせてから掘ったそうだ。それでこの主人は、「ああ、こういう人をつかまえてはいけない。」と言って、この泥棒に見つからないようにして、家に帰っていらしたそうだ。
| レコード番号 | 47O375426 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C219 |
| 決定題名 | 城間仲(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | 城間ナーカの話 |
| 話者名 | 久田友助 |
| 話者名かな | くだゆうすけ |
| 生年月日 | 18980220 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県恩納村塩屋 |
| 記録日 | 19760224 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 恩納村T14A06 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 子供の頃、おじいさん達が集まって話をしている側で聞いた。 |
| 文字化資料 | 『恩納村の民話 伝説編』P210 |
| キーワード | 飢僅,城間ナーカ,粟俵などを配った,畑で芋を掘られた,泥棒 |
| 梗概(こうがい) | もうものすごい飢僅になったからね、それで、城間(ぐすくま)ナーカは、城間村じゅうに粟俵などを配ったそうだ。それでも毎夜畑で芋を掘られたんで、「これではいけない。」と言って、主人が夜出かけてな、さとうきび畑の中に隠れていて、その泥棒をつかまえようと潜んでいたそうだよ。そしたら思ったとおり来ていたそうだよ、芋を堀る者が。それでこの畑荒しは、棒を畑の端に立てて、それから東に向かって、「私たちはもう食べるものがないからあなたのものを借りるんだから、食べさせて下さい。」と言って、手を合わせてから掘ったそうだ。それでこの主人は、「ああ、こういう人をつかまえてはいけない。」と言って、この泥棒に見つからないようにして、家に帰っていらしたそうだ。 |
| 全体の記録時間数 | 0:50 |
| 物語の時間数 | 0:50 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |