ええ、私も、近ごろわかったんだがこのように、口を大きくあけているんだってよ。そこから、この 玉泉洞の物と同じように、鐘乳石が下がって牙のようだってよ。鐘乳石が下がったら、牙のようになるでしょう。これ安富祖クヮークヮー、名嘉真クヮークヮーというのは、 金武ぬ口吹(くちふ)ちゃーともいうよ、これが、夜になると声を出すので、安富祖、名嘉真からみんなで行ってね、この牙を折ったという話で、これは私も聞いているよ。安富祖、名嘉真の方に向かっているそうだよ、金武の口吹ちゃーは。それで、この洞窟は、金武の野原に連なっているようなんだよ。それで、牙を折られた時には、金武は一週間ばかり、地震のように揺れたという話だよ。だけども、口吹ちゃーの牙を折らなければ、金武の 風水は、とても良い風水だったって。でも、金武の並里は、これを切られてから、少し風水が悪くなっているって。これが、安富祖クヮークヮー、名嘉真クヮークヮーと、声を出したという話だからね。それで、その時に、安富祖、名嘉真から人々が出て行って、あの玉泉洞と同じような鐘乳石が下がっているでしょう、これは蛇の牙のつもりだからね、これを、たっ切ったという話を聞いたよ。
| レコード番号 | 47O375312 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C214 |
| 決定題名 | 安富祖クヮークヮー(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | 安富祖クヮークヮー |
| 話者名 | 宜志富紹長 |
| 話者名かな | ぎしとみしょうちょう |
| 生年月日 | 18961208 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県恩納村安富祖 |
| 記録日 | 19760225 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 恩納村T11A25 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 主にお年寄りや父から聞いた。 |
| 文字化資料 | 『恩納村の民話 伝説編』P12 |
| キーワード | 口を大きくあけている,安富祖クヮークヮー,名嘉真クヮークヮー,金武ぬ口吹,夜になると声を出す,玉泉洞と同じような鐘乳石 |
| 梗概(こうがい) | ええ、私も、近ごろわかったんだがこのように、口を大きくあけているんだってよ。そこから、この 玉泉洞の物と同じように、鐘乳石が下がって牙のようだってよ。鐘乳石が下がったら、牙のようになるでしょう。これ安富祖クヮークヮー、名嘉真クヮークヮーというのは、 金武ぬ口吹(くちふ)ちゃーともいうよ、これが、夜になると声を出すので、安富祖、名嘉真からみんなで行ってね、この牙を折ったという話で、これは私も聞いているよ。安富祖、名嘉真の方に向かっているそうだよ、金武の口吹ちゃーは。それで、この洞窟は、金武の野原に連なっているようなんだよ。それで、牙を折られた時には、金武は一週間ばかり、地震のように揺れたという話だよ。だけども、口吹ちゃーの牙を折らなければ、金武の 風水は、とても良い風水だったって。でも、金武の並里は、これを切られてから、少し風水が悪くなっているって。これが、安富祖クヮークヮー、名嘉真クヮークヮーと、声を出したという話だからね。それで、その時に、安富祖、名嘉真から人々が出て行って、あの玉泉洞と同じような鐘乳石が下がっているでしょう、これは蛇の牙のつもりだからね、これを、たっ切ったという話を聞いたよ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:31 |
| 物語の時間数 | 1:31 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |