久良波(くらは)に(ある話)。むすめは、比屋根(ひやぐん)というところで客を待ち、また、那覇方面から来るのは多幸山の石ころの坂道で待って、客を家に入れていたそうだ。家に入れて、金を持っている者は、そこで殺して家のうしろに埋めたりしたそうだ。そして、ある時、客を入れであったので、娘をそばに寝かせておくと、夕方になって子守歌や、人の話など、「久良波(くらは)東門(あがりじょう)は、入る人はいるが 出る人はいない。」と聞こえてきた。それで、客は寝ているむすめがかぶっている着物を自分がかぶり、自分がかぶっているものをむすめにかぶせた。その客が取り替えてしまったんだ。その時に(家の主が)むすめを刺し殺してしまったという話だ。もう、まちがえてしまったわけだね。そういうこともあったということだよ。
| レコード番号 | 47O375278 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C213 |
| 決定題名 | 久良波首里殿内(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | 山田スン殿内 |
| 話者名 | 小渡賜助 |
| 話者名かな | おどようすけ |
| 生年月日 | 18850407 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県恩納村宇加地 |
| 記録日 | 19760226 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 恩納村T10B07 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 『恩納村の民話 伝説編』P23 |
| キーワード | 久良波,比屋根,多幸山 |
| 梗概(こうがい) | 久良波(くらは)に(ある話)。むすめは、比屋根(ひやぐん)というところで客を待ち、また、那覇方面から来るのは多幸山の石ころの坂道で待って、客を家に入れていたそうだ。家に入れて、金を持っている者は、そこで殺して家のうしろに埋めたりしたそうだ。そして、ある時、客を入れであったので、娘をそばに寝かせておくと、夕方になって子守歌や、人の話など、「久良波(くらは)東門(あがりじょう)は、入る人はいるが 出る人はいない。」と聞こえてきた。それで、客は寝ているむすめがかぶっている着物を自分がかぶり、自分がかぶっているものをむすめにかぶせた。その客が取り替えてしまったんだ。その時に(家の主が)むすめを刺し殺してしまったという話だ。もう、まちがえてしまったわけだね。そういうこともあったということだよ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:37 |
| 物語の時間数 | 1:37 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |