肝試し(シマグチ)

概要

そういえばこれは私たちが子どものころに、学問所を建てて勉強しているとき、隣りに方々を、歩き回ったおじいさんがいらっしゃったが、その人の話を聞いたのだが、これは賭ごとの話。「私だったらどんなどんなしてくるが、いや君にはできない。実際にできるか、できない。」と言うと、「それでは君ができるなら、もういくらいくらのお金だろうと、君にやるから。」と言って、賭ごとをしたそうだ。ああして賭をすると、「よし、それなら今日、その人はなくなったが、その人の墓の門に行って、君がジーファーを刺してこれるのであれば、君の勝ちだよ。」と言うと、「とにかく、できなくても、できなくても、君にはできないから、私がする。」と言って、そんな賭ごとの話をしたので、それで、負けてはいけないという気持ちがあるから、「そうだ君にはできない、私にはできる。」と、そんな賭をして、「よし、それならできないのなら、いくらいくらのお金を出しなさい。」と言って。昔はまた賭ごとをよくしたよ。そんなにしたが、「そういうのなら、よしそれなら君ができるならそのジーファーを持っていって、今日なくなった墓の門まですぐ行って刺してこいよな。」と言うと、「刺してくる。」と言って、それで賭をした。「あいつは憶病者だができるかなあ。」と、また一人の人は思っていたが、ほんとに行って、今日なくなったばかりの人の墓の門にジーファーを刺しに行ったようだ。刺してみると、そいつも憶病者だから、それで、自分の着物の袖もいっしょに門に刺し、そしてあわてて、怖いので帰ろうとすると、もう着物の袖はジーファーで刺されているのだから、もう帰られなくなったので、「ああもう私はほんとにもう後生の人にもう魂を取られてしまったんだね。」と思ってすぐ、そこにひっくり返ったようだ。そうしたから賭をした仲間たちは、「どうして今まで来ないのか、あいつはどうにかしているんじゃないか。」と言って、仲間は二、三人いるから、それで二、三人で行ってみると、なるほど刺して帰ってくるといって賭をした仲間は、自分の着物の袖にジーファーを墓に自分の着物の袖ごと刺して、それてそのまま魂が抜けてそこにひっくり返っていた。それで行ってみると、なるほどあんなに着物の袖にかんざしを引っ賭たので、「あっ、お前は憶病者め。自分の着物の袖にかんざしを刺して、全くしょうのないやつだ。それなのに、君は賭をしたか。」と言って、起こしてやると、「ああ、そうだったのか。」といって、それで正気に戻って、「はあ、もう私が負けた。」といって、それでジーファーを刺しに行くという賭をしようと、人におしつけた者が負けて、わびをいれたという話、それはそれだけ。

再生時間:1:23

民話詳細DATA

レコード番号 47O375230
CD番号 47O37C211
決定題名 肝試し(シマグチ)
話者がつけた題名 カーキーの話
話者名 長嶺安有
話者名かな ながみねあんゆう
生年月日 18991218
性別
出身地 沖縄県恩納村南恩納
記録日 19760223
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 恩納村T09A20
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 笑話
発句(ほっく)
伝承事情 親や先輩から聞いた
文字化資料
キーワード 賭ごと,ジーファー,墓の門,憶病者,着物の袖
梗概(こうがい) そういえばこれは私たちが子どものころに、学問所を建てて勉強しているとき、隣りに方々を、歩き回ったおじいさんがいらっしゃったが、その人の話を聞いたのだが、これは賭ごとの話。「私だったらどんなどんなしてくるが、いや君にはできない。実際にできるか、できない。」と言うと、「それでは君ができるなら、もういくらいくらのお金だろうと、君にやるから。」と言って、賭ごとをしたそうだ。ああして賭をすると、「よし、それなら今日、その人はなくなったが、その人の墓の門に行って、君がジーファーを刺してこれるのであれば、君の勝ちだよ。」と言うと、「とにかく、できなくても、できなくても、君にはできないから、私がする。」と言って、そんな賭ごとの話をしたので、それで、負けてはいけないという気持ちがあるから、「そうだ君にはできない、私にはできる。」と、そんな賭をして、「よし、それならできないのなら、いくらいくらのお金を出しなさい。」と言って。昔はまた賭ごとをよくしたよ。そんなにしたが、「そういうのなら、よしそれなら君ができるならそのジーファーを持っていって、今日なくなった墓の門まですぐ行って刺してこいよな。」と言うと、「刺してくる。」と言って、それで賭をした。「あいつは憶病者だができるかなあ。」と、また一人の人は思っていたが、ほんとに行って、今日なくなったばかりの人の墓の門にジーファーを刺しに行ったようだ。刺してみると、そいつも憶病者だから、それで、自分の着物の袖もいっしょに門に刺し、そしてあわてて、怖いので帰ろうとすると、もう着物の袖はジーファーで刺されているのだから、もう帰られなくなったので、「ああもう私はほんとにもう後生の人にもう魂を取られてしまったんだね。」と思ってすぐ、そこにひっくり返ったようだ。そうしたから賭をした仲間たちは、「どうして今まで来ないのか、あいつはどうにかしているんじゃないか。」と言って、仲間は二、三人いるから、それで二、三人で行ってみると、なるほど刺して帰ってくるといって賭をした仲間は、自分の着物の袖にジーファーを墓に自分の着物の袖ごと刺して、それてそのまま魂が抜けてそこにひっくり返っていた。それで行ってみると、なるほどあんなに着物の袖にかんざしを引っ賭たので、「あっ、お前は憶病者め。自分の着物の袖にかんざしを刺して、全くしょうのないやつだ。それなのに、君は賭をしたか。」と言って、起こしてやると、「ああ、そうだったのか。」といって、それで正気に戻って、「はあ、もう私が負けた。」といって、それでジーファーを刺しに行くという賭をしようと、人におしつけた者が負けて、わびをいれたという話、それはそれだけ。
全体の記録時間数 1:23
物語の時間数 1:23
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

トップに戻る

TOP