薩長(さっちょう)の役の場合、鹿児島から沖縄へ攻めて来たので、「もう沖縄はどうやって鹿児島軍をやっつけようか。」と思っていたようだ。そうすると、ちょうど天川(あまかわ)は、天川坂(あまかわびら)はいい所といって、そこは道は一つしかないからね。それでそこで、沖縄の臣下の人達は、粟飯を、熱熱と煮え滾ぎる粟飯を炊き、それで、「薩摩軍が来たとき、これで殺してやる。」と言って、すぐ、上からぽんぽん下に落としたらしい、粟飯の煮えたぎるのを。そしたら粟飯は、落ちる間には、冷めてしまったもんだから、薩摩軍は、「ちょうどいい。」といって食べたら、よけいに勢いがついて、それで沖縄はどんどん攻められて、薩摩軍が、すぐ首里まで攻めて行ったという話だ。昔の人から聞いたんだ。これだけですね。
| レコード番号 | 47O375224 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C210 |
| 決定題名 | 天川坂の粟飯攻め(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | 天川坂 |
| 話者名 | 長嶺安有 |
| 話者名かな | ながみねあんゆう |
| 生年月日 | 18991218 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県恩納村南恩納 |
| 記録日 | 19760223 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 恩納村T09A15 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 親や先輩から聞いた |
| 文字化資料 | 『恩納村の民話 伝説編』P101 |
| キーワード | 薩長の役,鹿児島,沖縄,天川坂,粟飯 |
| 梗概(こうがい) | 薩長(さっちょう)の役の場合、鹿児島から沖縄へ攻めて来たので、「もう沖縄はどうやって鹿児島軍をやっつけようか。」と思っていたようだ。そうすると、ちょうど天川(あまかわ)は、天川坂(あまかわびら)はいい所といって、そこは道は一つしかないからね。それでそこで、沖縄の臣下の人達は、粟飯を、熱熱と煮え滾ぎる粟飯を炊き、それで、「薩摩軍が来たとき、これで殺してやる。」と言って、すぐ、上からぽんぽん下に落としたらしい、粟飯の煮えたぎるのを。そしたら粟飯は、落ちる間には、冷めてしまったもんだから、薩摩軍は、「ちょうどいい。」といって食べたら、よけいに勢いがついて、それで沖縄はどんどん攻められて、薩摩軍が、すぐ首里まで攻めて行ったという話だ。昔の人から聞いたんだ。これだけですね。 |
| 全体の記録時間数 | 1:18 |
| 物語の時間数 | 1:18 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |