昔、平良に金満家の家があって、そこにきれいな娘がいた。夜になると毎晩、どこの人かも分からない男がやって来て一緒に寝ていた。そのことを隣の婆に話すと、婆は「機を織る糸を針の先につないで、それを男の着物の襟に刺しておきなさい。そしてその糸をたどって男の居場所を確かめなさい」と言う。言われた通りにして糸を頼りに行くと、ツカサヤー(神社)にたどり着いた。行ってみるとそこの神様の片目から血が流れ出ていた。それでそのことをまた隣の婆に話すと、「それなら三月三日になったらモグサを取ってきて、それを米や粟といっしょに炊き、それを食べて浜に降り、七ボウ七トカイ(海岸の突き出た所?)を回り7回飛び上がりなさい」と教えた。そのようにすると、飛び上がる度に蛇の子が1匹づつ出てきたそうだ。それで三月三日になるとみんな浜に降りるようになった。
| レコード番号 | 47O235507 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C294 |
| 決定題名 | 蛇婿入(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | 蛇婿入 三月三日のユガタイ |
| 話者名 | 仲宗根成長 |
| 話者名かな | なかそねせいちょう |
| 生年月日 | 19051103 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 伊良部村池間添 |
| 記録日 | 19760726 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 伊良部T44B09 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 平良,金満家,きれいな娘,隣の婆,糸,針,着物の襟,ツカサヤー,神様,片目から血,三月三日,モグサ,浜,七ボウ七トカイ,蛇の子,浜下り |
| 梗概(こうがい) | 昔、平良に金満家の家があって、そこにきれいな娘がいた。夜になると毎晩、どこの人かも分からない男がやって来て一緒に寝ていた。そのことを隣の婆に話すと、婆は「機を織る糸を針の先につないで、それを男の着物の襟に刺しておきなさい。そしてその糸をたどって男の居場所を確かめなさい」と言う。言われた通りにして糸を頼りに行くと、ツカサヤー(神社)にたどり着いた。行ってみるとそこの神様の片目から血が流れ出ていた。それでそのことをまた隣の婆に話すと、「それなら三月三日になったらモグサを取ってきて、それを米や粟といっしょに炊き、それを食べて浜に降り、七ボウ七トカイ(海岸の突き出た所?)を回り7回飛び上がりなさい」と教えた。そのようにすると、飛び上がる度に蛇の子が1匹づつ出てきたそうだ。それで三月三日になるとみんな浜に降りるようになった。 |
| 全体の記録時間数 | 4:17 |
| 物語の時間数 | 4:57 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |