男女の福分 炭焼太郎 竜巻 (共通語)

概要

西と東の隣同士、ふたりの女が妊娠した。(一人の夫が)漁に出て浜で一眠りしていると、「西と東の家に男と女の子が生まれた。女の子には豊かなハンマイ?を渡して、男の子には松竹のハンマイを渡してきた」という神様の声がした。家に帰って見ると、自分の所には男の子が生まれていた。それで女の子の親に、「将来二人を夫婦にしてくれ」と頼み縁組みをする。大きくなって二人は結婚するが、男は妻に対し「あんたは自分の世(福)を食べて楽している」ときつく言って家から追い出す。女が泣きながら山の中を歩いていると、炭焼太郎という汚い身なりの男がいて、女はその人と一緒になり、男7人、女1人の子供を産んだ。元の夫は、神様から塩の福分だけをもらっていたのですっかり貧乏になり、元の妻の所で物を貰い食べていた。炭焼太郎の子供達はやくざのような乱暴者で、父親が炭焼でみんなから馬鹿にされているから殺してやろうと相談し、父親を連れ出して島の北側のオカビリという岩礁に置き去りにした。潮が段々満ちて来ても息子たちは迎えに来ないので、炭焼太郎が、自分はもう死ぬしかないと思っていると、そこへフカがやって来た。食われてしまうかも知れないと思いながら、その背中に乗ると浜に連れて来てくれた。妻と女の子は泣きながら探し回っていた。(命を助けられた炭焼太郎は)牛を持ってきてそのフカにやりなさいと言う。ところが牛を与えてもフカはかなか立ち去ろうとしない。最後に残っていた牛の頭をやるとやっと帰っていった。炭焼太郎は家に帰り、息子達に「お前達は許さない」と言って竜巻を起こした。息子達は竜巻になって天に昇って行った。

再生時間:7:24

民話詳細DATA

レコード番号 47O235488
CD番号 47O23C292
決定題名 男女の福分 炭焼太郎 竜巻 (共通語)
話者がつけた題名
話者名 池間ヤマ
話者名かな いけまやま
生年月日 19060929
性別
出身地 伊良部村字前里添
記録日 19760726
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 伊良部T43B09
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 隣同士,妊娠,漁,浜で一眠り,男と女の子,女の子には豊かなハンマイ,男の子には松竹のハンマイ,神様の声,縁組,炭焼太郎,神様から塩の福分,貧乏,乱暴者,オカビリ,フカ,竜巻
梗概(こうがい) 西と東の隣同士、ふたりの女が妊娠した。(一人の夫が)漁に出て浜で一眠りしていると、「西と東の家に男と女の子が生まれた。女の子には豊かなハンマイ?を渡して、男の子には松竹のハンマイを渡してきた」という神様の声がした。家に帰って見ると、自分の所には男の子が生まれていた。それで女の子の親に、「将来二人を夫婦にしてくれ」と頼み縁組みをする。大きくなって二人は結婚するが、男は妻に対し「あんたは自分の世(福)を食べて楽している」ときつく言って家から追い出す。女が泣きながら山の中を歩いていると、炭焼太郎という汚い身なりの男がいて、女はその人と一緒になり、男7人、女1人の子供を産んだ。元の夫は、神様から塩の福分だけをもらっていたのですっかり貧乏になり、元の妻の所で物を貰い食べていた。炭焼太郎の子供達はやくざのような乱暴者で、父親が炭焼でみんなから馬鹿にされているから殺してやろうと相談し、父親を連れ出して島の北側のオカビリという岩礁に置き去りにした。潮が段々満ちて来ても息子たちは迎えに来ないので、炭焼太郎が、自分はもう死ぬしかないと思っていると、そこへフカがやって来た。食われてしまうかも知れないと思いながら、その背中に乗ると浜に連れて来てくれた。妻と女の子は泣きながら探し回っていた。(命を助けられた炭焼太郎は)牛を持ってきてそのフカにやりなさいと言う。ところが牛を与えてもフカはかなか立ち去ろうとしない。最後に残っていた牛の頭をやるとやっと帰っていった。炭焼太郎は家に帰り、息子達に「お前達は許さない」と言って竜巻を起こした。息子達は竜巻になって天に昇って行った。
全体の記録時間数 7:47
物語の時間数 7:24
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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