爺と婆が山の中に住んでいた。爺は狩人。山中で金の鳥を見付けるが、神かも知れないと思い撃たない。帰宅すると婆が獲物がない訳を聞くので訳を話す。翌日もまた山の中で同じ鳥を見る。珍しいことだと眺めていると、その金の鳥が「どうして自分を撃たないか」と聞くので、「余りにも美しいものだから」と答える。鳥は「何故、狩をするか」と聞く。「生活のため」と答えると、金の鳥は「生活は保障する。帰ると立派な家も食べ物もある。もう、狩は止めなさい。これからはこの山にも来るな」という。帰って見るとその通りで、自分の家かと信じられない程だが、中に婆さんがいたので、それで分かる。婆は「知らない人が来て家を造り、食べ物を置いて行った」という。また「狩は止めよと言った」ともいう。その後、二人は豊かな生活を送るが、のんびりし過ぎて婆は退屈になり、空を飛びたくなった。それで金の鳥に頼むよう、爺さんにせがむ。爺が山へ行き金の鳥に頼むと、金の鳥は承諾する。爺が家に帰ってみると婆の姿がない。庭に出て空を見上げると、屋根の上に1羽のカラスが止まっていた。婆さんはカラスになったのだった。
| レコード番号 | 47O235465 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C290 |
| 決定題名 | 金の鳥(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 豊見山千代 |
| 話者名かな | とみやまちよ |
| 生年月日 | 19080000 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 伊良部村字前里添 |
| 記録日 | 19760726 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 伊良部T42B03 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | いらぶの民話P219 |
| キーワード | 爺,婆,山,狩人,金の鳥,神,カラス |
| 梗概(こうがい) | 爺と婆が山の中に住んでいた。爺は狩人。山中で金の鳥を見付けるが、神かも知れないと思い撃たない。帰宅すると婆が獲物がない訳を聞くので訳を話す。翌日もまた山の中で同じ鳥を見る。珍しいことだと眺めていると、その金の鳥が「どうして自分を撃たないか」と聞くので、「余りにも美しいものだから」と答える。鳥は「何故、狩をするか」と聞く。「生活のため」と答えると、金の鳥は「生活は保障する。帰ると立派な家も食べ物もある。もう、狩は止めなさい。これからはこの山にも来るな」という。帰って見るとその通りで、自分の家かと信じられない程だが、中に婆さんがいたので、それで分かる。婆は「知らない人が来て家を造り、食べ物を置いて行った」という。また「狩は止めよと言った」ともいう。その後、二人は豊かな生活を送るが、のんびりし過ぎて婆は退屈になり、空を飛びたくなった。それで金の鳥に頼むよう、爺さんにせがむ。爺が山へ行き金の鳥に頼むと、金の鳥は承諾する。爺が家に帰ってみると婆の姿がない。庭に出て空を見上げると、屋根の上に1羽のカラスが止まっていた。婆さんはカラスになったのだった。 |
| 全体の記録時間数 | 8:17 |
| 物語の時間数 | 8:00 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |