ミヤマク姉弟(方言)

概要

昔ミヤマクという姉と弟がいた。早く母親に死に別れて、父親は後妻をもらったが、継母にも7人の子供ができ、その後、父親も継母も死んでしまった。まま兄弟達は父親と継母と一緒に別の所に住んでいたが、ミヤマク姉弟の住んでいる家が良かったので、家を交換しようとミヤマク姉弟に申し込んだ。弟に相談すると、弟は、親譲りの家だから譲れないと言った。姉が「まま兄弟達に家を譲らないことには争いになるから譲りなさい」と言ったが、弟はどうしても譲らなかった。姉は戦になったので弟に、「お日様を背にして弓を使え」と教えた。その通りにすると、午前中はミヤマク弟が勝っていた。午後になって7人の弟達は場所を交換しようと言った。ミヤマク弟は、どうせ自分が勝つからと場所を変えた。弟は太陽に向かうことになった。すると弟は矢に当たって死んでしまった。姉は弟の死体を大事にして家に置き、7人兄弟に「弟も死んだ。仲良くしよう」と言って美味しいお神酒を造り、一緒に仲良くすることになった。7人兄弟は姉が造った毒入りの酒を飲んで死んだ。姉は、3日目に生き返る鞭と7日目に生き返る鞭を作り、弟の鼻と背中をたたいたところ、弟は「長眠りをしたね、姉さん」と言って生き返った。姉は、「7人兄弟は死んだから、もう安心して暮らせるよう」と言って、その後、二人は幸せに暮らした。

再生時間:3:00

民話詳細DATA

レコード番号 47O235392
CD番号 47O23C286
決定題名 ミヤマク姉弟(方言)
話者がつけた題名
話者名 佐和田カニ
話者名かな さわだかに
生年月日 19001211
性別
出身地 伊良部村佐和田
記録日 19750425
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 伊良部T39B04
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 いらぶの民話P171
キーワード ミヤマク,姉弟,後妻,継母,7人の子供,戦,お日様を背にして弓を使え,太陽,お神酒,毒入りの酒,生き返る鞭
梗概(こうがい) 昔ミヤマクという姉と弟がいた。早く母親に死に別れて、父親は後妻をもらったが、継母にも7人の子供ができ、その後、父親も継母も死んでしまった。まま兄弟達は父親と継母と一緒に別の所に住んでいたが、ミヤマク姉弟の住んでいる家が良かったので、家を交換しようとミヤマク姉弟に申し込んだ。弟に相談すると、弟は、親譲りの家だから譲れないと言った。姉が「まま兄弟達に家を譲らないことには争いになるから譲りなさい」と言ったが、弟はどうしても譲らなかった。姉は戦になったので弟に、「お日様を背にして弓を使え」と教えた。その通りにすると、午前中はミヤマク弟が勝っていた。午後になって7人の弟達は場所を交換しようと言った。ミヤマク弟は、どうせ自分が勝つからと場所を変えた。弟は太陽に向かうことになった。すると弟は矢に当たって死んでしまった。姉は弟の死体を大事にして家に置き、7人兄弟に「弟も死んだ。仲良くしよう」と言って美味しいお神酒を造り、一緒に仲良くすることになった。7人兄弟は姉が造った毒入りの酒を飲んで死んだ。姉は、3日目に生き返る鞭と7日目に生き返る鞭を作り、弟の鼻と背中をたたいたところ、弟は「長眠りをしたね、姉さん」と言って生き返った。姉は、「7人兄弟は死んだから、もう安心して暮らせるよう」と言って、その後、二人は幸せに暮らした。
全体の記録時間数 3:07
物語の時間数 3:00
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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