牛の親子がいた。親が死んだ時、子供の牛は9日間、親牛を埋めた所に通い詰めて鳴いた。死んだ親牛はかわいそうに思い、早く忘れなさいといって、自分の鼻に煙草の木を生やす。子牛がそれを食べると大層きついので、もう行かないという。49日通い詰めて次第に忘れていった。この煙草は忘れ草といわれ、悩む者が吸うと気が落ち着くものだから、人間に与えられた。牛でさえ親子の愛がこうも強いものだから、ましてや人間はということで、人間も牛に真似て49日までは墓前に通うようになった。
| レコード番号 | 47O235380 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C285 |
| 決定題名 | 煙草の始まり(方言) |
| 話者がつけた題名 | 牛の話 |
| 話者名 | 波平カニメガ |
| 話者名かな | なみひらかにめが |
| 生年月日 | 19051112 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 伊良部村佐和田 |
| 記録日 | 19760725 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 伊良部T39A08 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | いらぶの民話P403 |
| キーワード | 牛の親子,親が死んだ,鼻に煙草の木,忘れ草 |
| 梗概(こうがい) | 牛の親子がいた。親が死んだ時、子供の牛は9日間、親牛を埋めた所に通い詰めて鳴いた。死んだ親牛はかわいそうに思い、早く忘れなさいといって、自分の鼻に煙草の木を生やす。子牛がそれを食べると大層きついので、もう行かないという。49日通い詰めて次第に忘れていった。この煙草は忘れ草といわれ、悩む者が吸うと気が落ち着くものだから、人間に与えられた。牛でさえ親子の愛がこうも強いものだから、ましてや人間はということで、人間も牛に真似て49日までは墓前に通うようになった。 |
| 全体の記録時間数 | 1:34 |
| 物語の時間数 | 1:25 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |