難破した夫(方言)

概要

夫が舟で漁に出ると嵐に遭い、一週間待っても帰って来ない。妻は、雨の日も風の日も、夜も昼も、夫がいつでも帰れるようにと、雨戸を開けたままで夫の帰りを待ち、毎日泣き暮らしていた。すると四ヶ月も経った頃、夫が背中に寄り木に生えるキリズゥミ(小さな二枚貝)をつけて帰って来た。「どうしてそうなったか」と妻が聞くと、夫は、「自分は魚を取って食べたり、仰向けになって泳いだりして、天気のいい日には岩に上がって過ごしていた。そして舟の切れ端を拾い、筏にしていた。たまには元気になるために蛸を取って食べたりしているうちに四ヶ月が過ぎ、島に帰り着くことができた」と答える。妻はその間、夫が無事であるようにと祈り続けていたそうだ。だから女は偉い。

再生時間:2:46

民話詳細DATA

レコード番号 47O235374
CD番号 47O23C285
決定題名 難破した夫(方言)
話者がつけた題名 うない神と難破船
話者名 波平カニメガ
話者名かな なみひらかにめが
生年月日 19051112
性別
出身地 伊良部村佐和田
記録日 19760725
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 伊良部T39A02
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく) ンキャンチャー(ハット)
伝承事情 母親から
文字化資料 いらぶの民話P397
キーワード 夫,舟,漁,嵐,妻,背中に寄り木に生えるキリズゥミ
梗概(こうがい) 夫が舟で漁に出ると嵐に遭い、一週間待っても帰って来ない。妻は、雨の日も風の日も、夜も昼も、夫がいつでも帰れるようにと、雨戸を開けたままで夫の帰りを待ち、毎日泣き暮らしていた。すると四ヶ月も経った頃、夫が背中に寄り木に生えるキリズゥミ(小さな二枚貝)をつけて帰って来た。「どうしてそうなったか」と妻が聞くと、夫は、「自分は魚を取って食べたり、仰向けになって泳いだりして、天気のいい日には岩に上がって過ごしていた。そして舟の切れ端を拾い、筏にしていた。たまには元気になるために蛸を取って食べたりしているうちに四ヶ月が過ぎ、島に帰り着くことができた」と答える。妻はその間、夫が無事であるようにと祈り続けていたそうだ。だから女は偉い。
全体の記録時間数 2:46
物語の時間数 2:46
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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