狐の生き胆(方言)

概要

昔、そのシマの御主が重い病気にかかり、医者に診ててもらってもユタに掛かっても治らない、ある人が、「狐の生き胆を飲ますと病気は治る」という。シマの人達を集めて、「誰か、狐の生き胆を取ってきてくれる人はいないか」と頼むけど、みんな「出来ない」と断わる。すると、二人の青年が申し出て、酒とご馳走を準備させ、馬も縄と一緒に用意させ、山に狐を探しに行く。山奥で、「きつね、きつね」と呼ぶと、「お前達は、お父さんのことをそう呼ぶのか。私はお前達のお父さんだよ」という。二人の青年は、「長いこと会ってないものだから間違えてしまった。許して下さい」と謝り、「酒もご馳走もたくさん持ってきたので上がって下さい」と勧める。それで、狐がすっかり酔ったところで、「もう酔っているので馬に乗せていく」といって、馬に乗せ、縛って御主の前に連れて帰った。そしてシマ中の人達が集まっている所で狐を殺し、その生き胆を食べさせると御主の病気は治り、その後、長生きしたという。

再生時間:3:55

民話詳細DATA

レコード番号 47O235240
CD番号 47O23C275
決定題名 狐の生き胆(方言)
話者がつけた題名
話者名 佐久川米子
話者名かな さくがわよねこ
生年月日 18960410
性別
出身地 伊良部村字長浜
記録日 19760330
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 伊良部T28B04
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 いらぶの民話P237
キーワード シマの御主,重い病気,医者,ユタ,狐の生き胆,二人の青年,酒とご馳走,馬,縄
梗概(こうがい) 昔、そのシマの御主が重い病気にかかり、医者に診ててもらってもユタに掛かっても治らない、ある人が、「狐の生き胆を飲ますと病気は治る」という。シマの人達を集めて、「誰か、狐の生き胆を取ってきてくれる人はいないか」と頼むけど、みんな「出来ない」と断わる。すると、二人の青年が申し出て、酒とご馳走を準備させ、馬も縄と一緒に用意させ、山に狐を探しに行く。山奥で、「きつね、きつね」と呼ぶと、「お前達は、お父さんのことをそう呼ぶのか。私はお前達のお父さんだよ」という。二人の青年は、「長いこと会ってないものだから間違えてしまった。許して下さい」と謝り、「酒もご馳走もたくさん持ってきたので上がって下さい」と勧める。それで、狐がすっかり酔ったところで、「もう酔っているので馬に乗せていく」といって、馬に乗せ、縛って御主の前に連れて帰った。そしてシマ中の人達が集まっている所で狐を殺し、その生き胆を食べさせると御主の病気は治り、その後、長生きしたという。
全体の記録時間数 4:04
物語の時間数 3:55
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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