昔々、あるところに金持ちと貧乏の家があった。お正月の晩に旅人がみすぼらしい姿でやって来た。東の金持ちの家へ行くと、「そんな汚い恰好で他人の家に来るか」と言って追い返された。次に西の貧しい家へ行くと、「貧しくて何もないけど、火の温もりでよければ」と言って心から迎えた。実は、その人は神様だったから何でもできる。お正月だと言ってご馳走を作ってあげ、帰る時に「何が欲しいか」と聞く。お爺さんとお婆さんは、「お金も欲しいし、若返りもしたい〕と答える。そしたら、一晩のうちに金持ちにし、またスデ水に薬を入れ、「浴びなさい」と言いい、それを浴びると二人はたちまち若返った。だから心を常に正しく持ちなさいという話だ。また金持ち達は犬になって、その西の家の戸口に来て食べ物を乞い過ごしたそうだ。
| レコード番号 | 47O235214 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C273 |
| 決定題名 | 猿長者(方言) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 謝花マツ |
| 話者名かな | じゃはなまつ |
| 生年月日 | 不明(87歳) |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 伊良部村字長浜 |
| 記録日 | 19760329 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 伊良部T27B03 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 金持ち,貧乏,正月,旅人,みすぼらしい姿,火の温もり,神様,ご馳走,若返り,スデ水に薬 |
| 梗概(こうがい) | 昔々、あるところに金持ちと貧乏の家があった。お正月の晩に旅人がみすぼらしい姿でやって来た。東の金持ちの家へ行くと、「そんな汚い恰好で他人の家に来るか」と言って追い返された。次に西の貧しい家へ行くと、「貧しくて何もないけど、火の温もりでよければ」と言って心から迎えた。実は、その人は神様だったから何でもできる。お正月だと言ってご馳走を作ってあげ、帰る時に「何が欲しいか」と聞く。お爺さんとお婆さんは、「お金も欲しいし、若返りもしたい〕と答える。そしたら、一晩のうちに金持ちにし、またスデ水に薬を入れ、「浴びなさい」と言いい、それを浴びると二人はたちまち若返った。だから心を常に正しく持ちなさいという話だ。また金持ち達は犬になって、その西の家の戸口に来て食べ物を乞い過ごしたそうだ。 |
| 全体の記録時間数 | 3:23 |
| 物語の時間数 | 3:23 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |