沖縄の主のもとで二人の若者が働いていた。3年使われて家へ帰る時、それぞれ一銭ずつもらった。一人はそれで天ぷらを買って食べた。もう一人は一銭分の藁を買って、それで草履を作って売ったら三銭になった。その三銭分でまた藁を買って草履を作り、それを売ったら九銭になった。それが更に十五銭になり、三年目には三百円の貯金ができた。3年経った頃、また前の主が二人を呼んで、「お前ら、あのお金はどうしたか」と聞いた。一人は、「帰る途中、天ぷらを買って食べた」と言い、もう一人は、「藁を買ってそれで草履を作り売ったら、今では三百円の貯金ができた」と答えた。その主人はこの若者に感心し、三年分の給料を計算して三百円をあげた。若者はそのお金と自分の貯金とを合わせて、六百円で豚を買って養い、成功した。沖縄には藁屋(ばらや)という金持ちの家があるそうだ。
| レコード番号 | 47O235195 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C272 |
| 決定題名 | 藁しべ長者(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 仲宗根成長 |
| 話者名かな | なかそねせいちょう |
| 生年月日 | 19051103 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 伊良部村字池間添 |
| 記録日 | 19760328 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 伊良部T26B03 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | いらぶの民話P108 |
| キーワード | 沖縄の主,二人の若者,一銭ずつ,天ぷら,藁,草履,三百円の貯金,六百円で豚,藁屋,金持ちの家 |
| 梗概(こうがい) | 沖縄の主のもとで二人の若者が働いていた。3年使われて家へ帰る時、それぞれ一銭ずつもらった。一人はそれで天ぷらを買って食べた。もう一人は一銭分の藁を買って、それで草履を作って売ったら三銭になった。その三銭分でまた藁を買って草履を作り、それを売ったら九銭になった。それが更に十五銭になり、三年目には三百円の貯金ができた。3年経った頃、また前の主が二人を呼んで、「お前ら、あのお金はどうしたか」と聞いた。一人は、「帰る途中、天ぷらを買って食べた」と言い、もう一人は、「藁を買ってそれで草履を作り売ったら、今では三百円の貯金ができた」と答えた。その主人はこの若者に感心し、三年分の給料を計算して三百円をあげた。若者はそのお金と自分の貯金とを合わせて、六百円で豚を買って養い、成功した。沖縄には藁屋(ばらや)という金持ちの家があるそうだ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:14 |
| 物語の時間数 | 1:14 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |