ユナイタマと通り池(シマグチ)

概要

昔、下地島に二軒の家があった。そこの人が漁に出てユナイタマという魚を釣ってきて、片方は炊いて食べ、もう一方は塩漬けにして置いていた。で、そこの家にウイスガーという所から女の人が嫁に来た。子供が夜中に、「母さん起きなさい。起きなさい。ウイスガーのおばぁの所に行く」といって泣き止まない。母親は、こんな夜中にと不思議に思い、子供を連れて実家へ帰る。その時、「ヨナイタマ、ヨナイタマ、早くおいで」と呼ぶ声がして、「私は片一方しかないが、それも塩漬けにされているので行けないよ」と答える声が聞こえた。「じゃあ、大きな波を寄こすからおいで」と神様が言う。次の朝、母子が戻ってみると下地島の二軒の家は跡形もなく、消えていた。

再生時間:3:10

民話詳細DATA

レコード番号 47O234964
CD番号 47O23C260
決定題名 ユナイタマと通り池(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 武富カマド
話者名かな たけとみかまど
生年月日 19111210
性別
出身地 伊良部村字長浜
記録日 19760329
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 伊良部T16A14
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 いらぶの民話P318
キーワード 下地島に二軒の家,漁,ユナイタマ,片方は炊いて食べ,一方は塩漬け,ウイスガー,嫁,子供が,大きな波,神様,下地島の二軒の家は消えた
梗概(こうがい) 昔、下地島に二軒の家があった。そこの人が漁に出てユナイタマという魚を釣ってきて、片方は炊いて食べ、もう一方は塩漬けにして置いていた。で、そこの家にウイスガーという所から女の人が嫁に来た。子供が夜中に、「母さん起きなさい。起きなさい。ウイスガーのおばぁの所に行く」といって泣き止まない。母親は、こんな夜中にと不思議に思い、子供を連れて実家へ帰る。その時、「ヨナイタマ、ヨナイタマ、早くおいで」と呼ぶ声がして、「私は片一方しかないが、それも塩漬けにされているので行けないよ」と答える声が聞こえた。「じゃあ、大きな波を寄こすからおいで」と神様が言う。次の朝、母子が戻ってみると下地島の二軒の家は跡形もなく、消えていた。
全体の記録時間数 3:24
物語の時間数 3:10
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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