昔、ある所に仲の悪い姑と嫁がいた。お正月がやってきたので、豚を殺して先祖様に供え、そして親戚も集まって食べていた。嫁は心の悪い人だから、草についている虫を取ってきて、目の見えない姑に、「これ、豚肉だよ」と言って与えた。姑は「豚肉だからうまいだろう」と食べてみると、臭くてまずかった。姑は、正月の豚肉はうまいはずだが、とその肉を自分の道具に入れて隠しておいた。そこへ他所に嫁いだ娘がやって来たので、その肉を取り出して見せると、娘は、「母さん、これは虫だよ」とそれを投げ捨てた。姑は驚きの余り猫になってしまった。猫がその悪い心持ちの嫁を追い掛けると、嫁はねずみになってしまった。そして猫はねずみを捕って喰うようになった。
| レコード番号 | 47O234909 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C257 |
| 決定題名 | 嫁と姑(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 佐久川メガ |
| 話者名かな | さくがわめが |
| 生年月日 | 19050410 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 伊良部村字長浜 |
| 記録日 | 19760329 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 伊良部T13B11 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | いらぶの民話P146 |
| キーワード | 仲の悪い姑と嫁,正月,豚,先祖様,嫁は心の悪い人,虫,目の見えない姑,豚肉,臭くてまずかった,嫁いだ娘,姑は驚きの余り猫,嫁はねずみ,猫はねずみを捕って喰うようになった |
| 梗概(こうがい) | 昔、ある所に仲の悪い姑と嫁がいた。お正月がやってきたので、豚を殺して先祖様に供え、そして親戚も集まって食べていた。嫁は心の悪い人だから、草についている虫を取ってきて、目の見えない姑に、「これ、豚肉だよ」と言って与えた。姑は「豚肉だからうまいだろう」と食べてみると、臭くてまずかった。姑は、正月の豚肉はうまいはずだが、とその肉を自分の道具に入れて隠しておいた。そこへ他所に嫁いだ娘がやって来たので、その肉を取り出して見せると、娘は、「母さん、これは虫だよ」とそれを投げ捨てた。姑は驚きの余り猫になってしまった。猫がその悪い心持ちの嫁を追い掛けると、嫁はねずみになってしまった。そして猫はねずみを捕って喰うようになった。 |
| 全体の記録時間数 | 5:09 |
| 物語の時間数 | 5:09 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |