話千両(シマグチ)

概要

金持ちと貧乏人は仲のよい友達で、貧乏人が金持ちから金を借りる。返済の期日になって、金持ちが取りに行くと、「もう少し待ってくれ」という。金持ちが怒ると、貧乏人が「人間は、意地が出たら手を引け。怒って意地が出ても、刀で人をば刺すな、とこんな言葉があるよ」という。金持ちが家に帰ると、玄関に男物の下駄と笠が置かれ、中に入ると妻が男の人と一つ着物をかぶって寝ていた。怒った金持ちは、二人を刺し殺そうと刀を抜く。その時、貧乏人の言葉を思い出し、刀を側に置いて、着物をめくってよく見ると、それは自分の妻と母親だった。金持ちは、「ああ、私はあの友達のお陰で、妻も母親も殺さずに済んだ。お金が千万あっても妻と親には替えられない」といい、次に貧乏人の友達に会った時、「もう借金は返さなくていい」といって、ますますなかの良い友になった。

再生時間:2:42

民話詳細DATA

レコード番号 47O234839
CD番号 47O23C253
決定題名 話千両(シマグチ)
話者がつけた題名 金持ちと貧乏人の話
話者名 池間ヤマ
話者名かな いけまやま
生年月日 19020929
性別
出身地 伊良部村字前里添
記録日 19760328
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 伊良部T10B06
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 いらぶの民話P143
キーワード 金持ち,貧乏人,仲のよい友達,貧乏人が金持ちから金を借りる,返済の期日,意地が出たら手を引け,玄関に男物の下駄と笠,妻,男の人,一つ着物,二人を刺し殺そうと刀を抜く,自分の妻と母親
梗概(こうがい) 金持ちと貧乏人は仲のよい友達で、貧乏人が金持ちから金を借りる。返済の期日になって、金持ちが取りに行くと、「もう少し待ってくれ」という。金持ちが怒ると、貧乏人が「人間は、意地が出たら手を引け。怒って意地が出ても、刀で人をば刺すな、とこんな言葉があるよ」という。金持ちが家に帰ると、玄関に男物の下駄と笠が置かれ、中に入ると妻が男の人と一つ着物をかぶって寝ていた。怒った金持ちは、二人を刺し殺そうと刀を抜く。その時、貧乏人の言葉を思い出し、刀を側に置いて、着物をめくってよく見ると、それは自分の妻と母親だった。金持ちは、「ああ、私はあの友達のお陰で、妻も母親も殺さずに済んだ。お金が千万あっても妻と親には替えられない」といい、次に貧乏人の友達に会った時、「もう借金は返さなくていい」といって、ますますなかの良い友になった。
全体の記録時間数 2:58
物語の時間数 2:42
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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