オズの主には子供が一人いた。しかしライ病だったので、子供のことが心配だった。大きなウズという魚が、伊良部と平良の間の海中に出て、航海を妨げていた。オズの主は子供のことを人に頼んで、カヤを苅ってヨシに編み、それで身を包んで、刀を一つ持ち舟に乗った。ウズが舟と共にオズの主を呑んだので、腹の中に入ったオズの主は、短刀でウズを切った。血が出たらウズを退治したのだから、舟に網を乗せて切って来いと言ったので、村人が見ていると、海が血で赤くなった。血が出たので、村人は縄を持って行き、岸まで引いて見てみると、オズの主は息があったが、死にそうになっていた。オズの主が、その時、自分の子を取り立ててくれるように頼んだので、その子は希望どおり取り立てられた。遺族には主から「方」の字を与えられた。
| レコード番号 | 47O234774 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C248 |
| 決定題名 | オズの主(共通語) |
| 話者がつけた題名 | オズの主(鱶の主) |
| 話者名 | - |
| 話者名かな | にしはらまつ |
| 生年月日 | 19010413 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 伊良部村仲地 |
| 記録日 | 19760330 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 伊良部T07B07 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 伊良部郷土誌P210 |
| キーワード | オズの主,ライ病,航海,ウズを退治 |
| 梗概(こうがい) | オズの主には子供が一人いた。しかしライ病だったので、子供のことが心配だった。大きなウズという魚が、伊良部と平良の間の海中に出て、航海を妨げていた。オズの主は子供のことを人に頼んで、カヤを苅ってヨシに編み、それで身を包んで、刀を一つ持ち舟に乗った。ウズが舟と共にオズの主を呑んだので、腹の中に入ったオズの主は、短刀でウズを切った。血が出たらウズを退治したのだから、舟に網を乗せて切って来いと言ったので、村人が見ていると、海が血で赤くなった。血が出たので、村人は縄を持って行き、岸まで引いて見てみると、オズの主は息があったが、死にそうになっていた。オズの主が、その時、自分の子を取り立ててくれるように頼んだので、その子は希望どおり取り立てられた。遺族には主から「方」の字を与えられた。 |
| 全体の記録時間数 | 5:02 |
| 物語の時間数 | 5:02 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |