昔、親孝行の子供が二人いた。両親がなく、おばあさんが孫二人に田を耕やしてくるようにと言い付ける。おばあさんは金の杵で米をつき、孫達にご飯を作ってやろうとする。狐が化けてきて、米をついてあげようと言った。おばあさんが断わったが、しつこく言うので狐につかせた。狐はわざと米をはね、それを拾っているばあさんを金の杵で殺し、婆々汁を作って食べ、ばあさんに化けている。孫達が帰ってくると、豚肉を食わせると言って、その残り物を孫達に食わせる。食い終えると狐は、「天井を見ろ。おばあさんを食った」と言って逃げた。孫が天井を見ると、おばあさんの頭が下がっていた。悪いことしたと孫は泣いた。
| レコード番号 | 47O234740 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C247 |
| 決定題名 | 勝々山(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | 親孝行の子供の話 |
| 話者名 | 佐和田カニ |
| 話者名かな | さわだかに |
| 生年月日 | 19001210 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 伊良部村佐和田 |
| 記録日 | 19760329 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 伊良部T06A12 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | ゆがたい3 P97 |
| キーワード | 親孝行,金の杵,狐 |
| 梗概(こうがい) | 昔、親孝行の子供が二人いた。両親がなく、おばあさんが孫二人に田を耕やしてくるようにと言い付ける。おばあさんは金の杵で米をつき、孫達にご飯を作ってやろうとする。狐が化けてきて、米をついてあげようと言った。おばあさんが断わったが、しつこく言うので狐につかせた。狐はわざと米をはね、それを拾っているばあさんを金の杵で殺し、婆々汁を作って食べ、ばあさんに化けている。孫達が帰ってくると、豚肉を食わせると言って、その残り物を孫達に食わせる。食い終えると狐は、「天井を見ろ。おばあさんを食った」と言って逃げた。孫が天井を見ると、おばあさんの頭が下がっていた。悪いことしたと孫は泣いた。 |
| 全体の記録時間数 | 2:36 |
| 物語の時間数 | 2:15 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |