蛇婿入(シマグチ)

概要

マスラビという美人がいた。大蛇がその女の所に男に化けて通った。2、3ヶ月女の所に通ったので、女は男と結婚し、男(蛇)のところに行くことを承知した。行く途中大きな川が流れていた。どうして渡るのかと思っていたら、男は女を背負ってやろうと言った。女を背負って水に入ると、男は蛇に変わった。それは大きな蛇だったので、女は恐ろしくなった。岸に着くと蛇はまた男になった。やがて岩バシに入る時また蛇になった。女は、ますます恐ろしくなり、川の所まで来たが川が渡れず、西に東に泣いていた。女は川のそばで死んでしまった。そこから杉が生え大木になった。旅に出ていた兄が家に帰り、マスラビがいないので人に聞いたら、あれの行方はわからない、オモト河原の岸で死んだと聞いたと言ったので、その河の岸に行くと杉が生えていたので、その杉を切り倒して船にした。二人の兄弟は、この船はマスラビの船だからカリユシだと歌って船をこいで泣きながら帰った。(※兄弟の歌 トモを見たらうしろ、マスラビガシロモモニ、前を見たらマスラビシロモモニ、この船はかりゆし。)        

再生時間:2:21

民話詳細DATA

レコード番号 47O234736
CD番号 47O23C246
決定題名 蛇婿入(シマグチ)
話者がつけた題名 マスラビの話
話者名 佐和田カニ
話者名かな さわだかに
生年月日 19001210
性別
出身地 伊良部村佐和田
記録日 19760329
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 伊良部T06A08
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード マスラビ,美人,大蛇,オモト河原
梗概(こうがい) マスラビという美人がいた。大蛇がその女の所に男に化けて通った。2、3ヶ月女の所に通ったので、女は男と結婚し、男(蛇)のところに行くことを承知した。行く途中大きな川が流れていた。どうして渡るのかと思っていたら、男は女を背負ってやろうと言った。女を背負って水に入ると、男は蛇に変わった。それは大きな蛇だったので、女は恐ろしくなった。岸に着くと蛇はまた男になった。やがて岩バシに入る時また蛇になった。女は、ますます恐ろしくなり、川の所まで来たが川が渡れず、西に東に泣いていた。女は川のそばで死んでしまった。そこから杉が生え大木になった。旅に出ていた兄が家に帰り、マスラビがいないので人に聞いたら、あれの行方はわからない、オモト河原の岸で死んだと聞いたと言ったので、その河の岸に行くと杉が生えていたので、その杉を切り倒して船にした。二人の兄弟は、この船はマスラビの船だからカリユシだと歌って船をこいで泣きながら帰った。(※兄弟の歌 トモを見たらうしろ、マスラビガシロモモニ、前を見たらマスラビシロモモニ、この船はかりゆし。)        
全体の記録時間数 2:39
物語の時間数 2:21
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

トップに戻る

TOP