昔、金持ちの家の下女が薪取りに行った。その時、糞をしたくなったので畑の側にウンコした。すると、それは卵だった。下女は怖くなり、卵に萱の葉を被せて置いた。下女がそこを通るとその度に便をもようし、とうとう12個の卵を産む。しばらくして行って見ると、卵から12人のかわいい子供が孵り、卵の殻を被って、「母ちゃん母ちゃん」とすがり付いた。こんなに沢山の子供をどうしようと迷っていると、天の神様がやって来て、「あんたは私の子を産んだ祖神だ。一番大事な根の方に命の主として祀る」といった。そして12人の子は十二支の神になった。下女は祖神として祀られるようになる。
| レコード番号 | 47O234645 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C242 |
| 決定題名 | 十二の卵(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 佐和田カニ |
| 話者名かな | さわだかに |
| 生年月日 | 19001210 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 伊良部村佐和田 |
| 記録日 | 19760329 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 伊良部T02B11 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 金持ち,下女,薪取り,糞,卵,12個の卵,12人のかわいい子供,天の神様,根の方に命の主,十二支の神 |
| 梗概(こうがい) | 昔、金持ちの家の下女が薪取りに行った。その時、糞をしたくなったので畑の側にウンコした。すると、それは卵だった。下女は怖くなり、卵に萱の葉を被せて置いた。下女がそこを通るとその度に便をもようし、とうとう12個の卵を産む。しばらくして行って見ると、卵から12人のかわいい子供が孵り、卵の殻を被って、「母ちゃん母ちゃん」とすがり付いた。こんなに沢山の子供をどうしようと迷っていると、天の神様がやって来て、「あんたは私の子を産んだ祖神だ。一番大事な根の方に命の主として祀る」といった。そして12人の子は十二支の神になった。下女は祖神として祀られるようになる。 |
| 全体の記録時間数 | 3:03 |
| 物語の時間数 | 2:37 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |