鍋掻き田(共通語)

概要

これはね、昔、人頭税がすごかったころ馬艦船(まーらんせん)という大きい帆船があって、この島の人頭税を積んで沖縄に通っておった。そのころこの島にとても強い人がおったんじゃないの。夜になるとその人頭税を納めてある馬艦船(まーらんせん)にみんなを乗せて夜逃げしようとしたら、鍋の忘れ物をした女の人がいたから、「行って取って来い。」と行かしたって。その鍋を取って来るまで船は出ていっちゃったから、鍋取りに行った人は、鍋を掻いて泣いたといっていて、そこの田を鍋掻田(なべかきます)と言っているんですよね。あれは、私の里の富嘉部落の田圃のすぐ横にあったけど、今は土地改良でみんな一つになっていてどっちがどっちか分からんくなっている。

再生時間:2:20

民話詳細DATA

レコード番号 47O201380
CD番号 47O20C068
決定題名 鍋掻き田(共通語)
話者がつけた題名
話者名 貝敷政
話者名かな かいしきまさ
生年月日 19171012
性別
出身地 沖縄県八重山郡竹富町波照間
記録日 19950912
記録者の所属組織 竹富町口承文芸学術調査団
元テープ番号 竹富町字波照間T23A11
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 人頭税,馬艦船
梗概(こうがい) これはね、昔、人頭税がすごかったころ馬艦船(まーらんせん)という大きい帆船があって、この島の人頭税を積んで沖縄に通っておった。そのころこの島にとても強い人がおったんじゃないの。夜になるとその人頭税を納めてある馬艦船(まーらんせん)にみんなを乗せて夜逃げしようとしたら、鍋の忘れ物をした女の人がいたから、「行って取って来い。」と行かしたって。その鍋を取って来るまで船は出ていっちゃったから、鍋取りに行った人は、鍋を掻いて泣いたといっていて、そこの田を鍋掻田(なべかきます)と言っているんですよね。あれは、私の里の富嘉部落の田圃のすぐ横にあったけど、今は土地改良でみんな一つになっていてどっちがどっちか分からんくなっている。
全体の記録時間数 2:27
物語の時間数 2:20
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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