西表のブヒョー石と波照間のシシ石(共通語)

概要

 その石は西表島の鹿川(かのかわ)の西に崎山が見えるでしょ。そこの山と尖ったところの西の辺にあるんですよ。三〇メートルぐらいもある石で、そこは深い海ですから、その石の下の一〇メートルぐらいは海に入っていて、上には二〇メートルぐらいが出ているんですね。その石全体は瓦葺きみたいな家の形をしていて、その石に豹の形があるんです。その石をここでは大きな豹という意味でブヒョー石と言っています。この石はこの辺の珊瑚礁の石じゃなくして、山の中にある刀なんか研ぐ硬い石で、それが二つになってるんですよ。昔からそれが波照間に向かっておって波照間を食う石と言っておるのですよ。だから波照間の方は、このブヒョー石に対して、それを防ぐために、ここに力石と言う大きい石建てて、その石の前の池にはきちんと水を溜めておくと力がでるからと言って、水を溜めて防ぐわけさあね。それがこっちの力石ですよ。

再生時間:5:44

民話詳細DATA

レコード番号 47O201364
CD番号 47O20C066
決定題名 西表のブヒョー石と波照間のシシ石(共通語)
話者がつけた題名
話者名 上盛政弘
話者名かな うえもりまさひろ
生年月日 19120326
性別
出身地 沖縄県八重山郡竹富町波照間
記録日 19950911
記録者の所属組織 竹富町口承文芸学術調査団
元テープ番号 竹富町字波照間T21B06
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 力石
梗概(こうがい)  その石は西表島の鹿川(かのかわ)の西に崎山が見えるでしょ。そこの山と尖ったところの西の辺にあるんですよ。三〇メートルぐらいもある石で、そこは深い海ですから、その石の下の一〇メートルぐらいは海に入っていて、上には二〇メートルぐらいが出ているんですね。その石全体は瓦葺きみたいな家の形をしていて、その石に豹の形があるんです。その石をここでは大きな豹という意味でブヒョー石と言っています。この石はこの辺の珊瑚礁の石じゃなくして、山の中にある刀なんか研ぐ硬い石で、それが二つになってるんですよ。昔からそれが波照間に向かっておって波照間を食う石と言っておるのですよ。だから波照間の方は、このブヒョー石に対して、それを防ぐために、ここに力石と言う大きい石建てて、その石の前の池にはきちんと水を溜めておくと力がでるからと言って、水を溜めて防ぐわけさあね。それがこっちの力石ですよ。
全体の記録時間数 5:53
物語の時間数 5:44
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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