蛇婿入(共通語)

概要

昔よ、女の人の所によ、いつも誰とも分からないきれい男の方が来て、一緒に眠られたそうですよ。その男が毎晩来て泊まっては行き行きしたからよ、隣のお婆さんによ、「こんな分からない人が来てよ、毎晩来て自分と寝ていくけどどうしたらいいのかねえ。」と聞いたら隣の婆ちゃんは、「したらねえ、糸を針に通して、この男の髪に指して行かしてそれを辿って行けば男の行った所分かるから。」と言うから男に針を刺して行かしたらしいよ。その糸を辿って行ったら洞穴の穴の中に入ったって。入ってからよ、穴の中で、「自分はよ、人間と遊んできた。」と言ったらしいよ、だからよ、あれを聞いてびっくりしてあの女は帰ってきたらよ、「自分は妊娠しているので、どうしたらいいのかねえ。」と言ったらあの婆ちゃんは、「したらようあんた三月三日の日よ、海に行ってね、海の干瀬(ぴー)の割(ばり)と言ってちょっと深い岩の割れ目を三回渡ったらよう、蛇の子供は生まれるから、あんなにしなさい。」と教えたって。そのお婆ちゃんの言う通りによ、行って海であの岩を渡ったって。渡ったら、蛇の子供がよ、みいんな生まれてよ、あの女の人は助かったって。だから三月三日は女は必ず潮干狩りに行きなさいということがある。あんな話を聞きましたけど、あれだけしか分かりません。

再生時間:3:20

民話詳細DATA

レコード番号 47O201317
CD番号 47O20C063
決定題名 蛇婿入(共通語)
話者がつけた題名
話者名 桃盛茂
話者名かな とうもりしげ
生年月日 19221006
性別
出身地 沖縄県八重山郡竹富町波照間
記録日 19950910
記録者の所属組織 竹富町口承文芸学術調査団
元テープ番号 竹富町字波照間T19B02
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 糸,三月三日
梗概(こうがい) 昔よ、女の人の所によ、いつも誰とも分からないきれい男の方が来て、一緒に眠られたそうですよ。その男が毎晩来て泊まっては行き行きしたからよ、隣のお婆さんによ、「こんな分からない人が来てよ、毎晩来て自分と寝ていくけどどうしたらいいのかねえ。」と聞いたら隣の婆ちゃんは、「したらねえ、糸を針に通して、この男の髪に指して行かしてそれを辿って行けば男の行った所分かるから。」と言うから男に針を刺して行かしたらしいよ。その糸を辿って行ったら洞穴の穴の中に入ったって。入ってからよ、穴の中で、「自分はよ、人間と遊んできた。」と言ったらしいよ、だからよ、あれを聞いてびっくりしてあの女は帰ってきたらよ、「自分は妊娠しているので、どうしたらいいのかねえ。」と言ったらあの婆ちゃんは、「したらようあんた三月三日の日よ、海に行ってね、海の干瀬(ぴー)の割(ばり)と言ってちょっと深い岩の割れ目を三回渡ったらよう、蛇の子供は生まれるから、あんなにしなさい。」と教えたって。そのお婆ちゃんの言う通りによ、行って海であの岩を渡ったって。渡ったら、蛇の子供がよ、みいんな生まれてよ、あの女の人は助かったって。だから三月三日は女は必ず潮干狩りに行きなさいということがある。あんな話を聞きましたけど、あれだけしか分かりません。
全体の記録時間数 3:28
物語の時間数 3:20
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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