波照間の新生(共通語)

概要

 大昔、この島には人間がいっぱいいてよ、そのころの人間はとても大きくて、その大きな人が大きな靴を履いてよ、余所の土地の泥を付かしてからよ、自分の屋敷を成さないと畑が作らないと生きれないぐらいたくさんの人間がいたらしいよ。人間がこんに多いから、神様が、「これはどうするかなあ。もう全滅せんといかない。」と思ってから、上から油雨をこう降らせたから、この島の人間は全滅したというよ。もっともそれは雨ではなくて西表島の噴火が油雨になってこの島に来たって言う人もいるよ。だから、そのときみんな全滅したけど、冨嘉部落のヤグ村の兄妹(きょうだい)二人は海に行っていたから生きていて、この二人が生んだ三人の子どもからこの島の人が始まったから、その兄妹(きょうだい)が住んだ家を新生(あらまり)の家(やー)と言っているよ。その三人の子どもの長男は西島本と言ったかな。次男が大嶺、三男が本比田で、名前は伊佐(いしゃー)という人であったらしいよ。私なんかの本比田の先祖は、この三人兄弟のうちの三男の本比田ですよ。その本比田は、またこの島の人数が多くなったから白保に移民したときよ、この島の財産の獅子を持って行ったもんだから、ピサッターと言ってよ、本比田が住んだ屋敷が白保にあるらしいが、その家は栄えないでよ、今は内原という人が住んでいるらしいよ。

再生時間:5:23

民話詳細DATA

レコード番号 47O201303
CD番号 47O20C063
決定題名 波照間の新生(共通語)
話者がつけた題名
話者名 本比田トヨ
話者名かな もとひだとよ
生年月日 19240615
性別
出身地 沖縄県八重山郡竹富町波照間
記録日 19950910
記録者の所属組織 竹富町口承文芸学術調査団
元テープ番号 竹富町字波照間T19A02
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 油雨,兄妹
梗概(こうがい)  大昔、この島には人間がいっぱいいてよ、そのころの人間はとても大きくて、その大きな人が大きな靴を履いてよ、余所の土地の泥を付かしてからよ、自分の屋敷を成さないと畑が作らないと生きれないぐらいたくさんの人間がいたらしいよ。人間がこんに多いから、神様が、「これはどうするかなあ。もう全滅せんといかない。」と思ってから、上から油雨をこう降らせたから、この島の人間は全滅したというよ。もっともそれは雨ではなくて西表島の噴火が油雨になってこの島に来たって言う人もいるよ。だから、そのときみんな全滅したけど、冨嘉部落のヤグ村の兄妹(きょうだい)二人は海に行っていたから生きていて、この二人が生んだ三人の子どもからこの島の人が始まったから、その兄妹(きょうだい)が住んだ家を新生(あらまり)の家(やー)と言っているよ。その三人の子どもの長男は西島本と言ったかな。次男が大嶺、三男が本比田で、名前は伊佐(いしゃー)という人であったらしいよ。私なんかの本比田の先祖は、この三人兄弟のうちの三男の本比田ですよ。その本比田は、またこの島の人数が多くなったから白保に移民したときよ、この島の財産の獅子を持って行ったもんだから、ピサッターと言ってよ、本比田が住んだ屋敷が白保にあるらしいが、その家は栄えないでよ、今は内原という人が住んでいるらしいよ。
全体の記録時間数 5:32
物語の時間数 5:23
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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