だから、こんな髭のお爺さんがいらっしゃったわけよね、それが波照間の一番すごいあの人。そしてね、爺さんが言うのは、朝、牛つなぎ牛に、見に行かれたんだって、お家からですよ。行かれて、ずっと上まで来てからね、水が欲しかったんだって。家に帰って、半分道来てよ、とんがりのところまで来ていたって。それが、水が欲しかったから、また後戻りして、あの井戸に行って水飲んでいる時にね、捕まえられたって。何か知らんけど、捕まえられて一週間全然、行方が分からないっていってね、あちこち探した。そしたら、探されないで、波照間の人民はこんなしてね、松明つけてね、爺さんの髭のところもこんなにしてやるけど、爺ちゃんは話したくても出来ない。また普通の人には見えなかったんだって。本当か、嘘か知らんけど、これは確かにあったということだから、確かにあったということだから、もの言えたか、言えないかは分からんけどね、一週間も出てこない。自分はね、「こっちにおるよ、こっちに座っているよ。」井戸の側に大きな黒木があるさね、「こっちにが座っているよ。」と言おうと思っても言えなかったんだって。そして、もの知りにあれしたらね、この人は、亡くなってもいない、どこにも行かない、確かによ、帰って来る。来るときは、私の家の向こうのこんな門があるんですよね、神様が通る門が、小さいこのぐらいの、通る門があるんですよね。こっちからが座敷に入ってよ、来るって、言ったんだって。言ったから、探しても、探されないから、みんなであちこち探している時に、朝、んとして、来た、帰ってきたんだって。そしたら、自分はねあそこに井戸の側に座っていたけど、井戸の側みんな草ぼうぼうでね、あれって言ってから、「きれいに掃除しなさい。」と神様に言われた、と。そして、アルト御願ってあるさ。白原、白原、〔白原御願、〕白原御願ていうね、あっちからね、白い馬にね、神様が乗って、神様でないけど、〔聞き取り不能〕だったんだろう。言えば夢見てた、分からんけどね、馬に乗った人がね、自分の赤飯と、卵と、いつも持ってきて食べさせていたって。そしてからみんなで嘘だと言っているけど、本当だと言って。してね、来て、おす、てんにんするまではね、赤い土だと、うんこは赤い土だと、うんこしたら、あの人が、爺さんがうんこしたら、赤い土だと。「自分は赤飯と、そのこう、〔聞き取り不能〕おいしいのと思って食べたんだけど、持ってきたんだけど、白馬に乗って、そしたら、うんこしたらね、みんな赤土だった。」言ったって。そう言ったっていう話もあるさね。そして、だからあそこは、そのためにお祈りしてるんです。あっちの奥から、あそこに座っていた、あそこはまた恋するところだ、昔の。そのお爺さんは貝敷亀、亀という字だったね。これはね、私がそうだね、四代か、五代か、五代だね。私も爺さんときよ、爺さんのことよ。
| レコード番号 | 47O201299 |
|---|---|
| CD番号 | 47O20C062 |
| 決定題名 | 井戸神と神隠し(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 貝敷政 |
| 話者名かな | かいしきまさ |
| 生年月日 | 19171012 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県八重山郡竹富町波照間 |
| 記録日 | 19950910 |
| 記録者の所属組織 | 竹富町口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 竹富町字波照間T18B01 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 髭の爺さん |
| 梗概(こうがい) | だから、こんな髭のお爺さんがいらっしゃったわけよね、それが波照間の一番すごいあの人。そしてね、爺さんが言うのは、朝、牛つなぎ牛に、見に行かれたんだって、お家からですよ。行かれて、ずっと上まで来てからね、水が欲しかったんだって。家に帰って、半分道来てよ、とんがりのところまで来ていたって。それが、水が欲しかったから、また後戻りして、あの井戸に行って水飲んでいる時にね、捕まえられたって。何か知らんけど、捕まえられて一週間全然、行方が分からないっていってね、あちこち探した。そしたら、探されないで、波照間の人民はこんなしてね、松明つけてね、爺さんの髭のところもこんなにしてやるけど、爺ちゃんは話したくても出来ない。また普通の人には見えなかったんだって。本当か、嘘か知らんけど、これは確かにあったということだから、確かにあったということだから、もの言えたか、言えないかは分からんけどね、一週間も出てこない。自分はね、「こっちにおるよ、こっちに座っているよ。」井戸の側に大きな黒木があるさね、「こっちにが座っているよ。」と言おうと思っても言えなかったんだって。そして、もの知りにあれしたらね、この人は、亡くなってもいない、どこにも行かない、確かによ、帰って来る。来るときは、私の家の向こうのこんな門があるんですよね、神様が通る門が、小さいこのぐらいの、通る門があるんですよね。こっちからが座敷に入ってよ、来るって、言ったんだって。言ったから、探しても、探されないから、みんなであちこち探している時に、朝、んとして、来た、帰ってきたんだって。そしたら、自分はねあそこに井戸の側に座っていたけど、井戸の側みんな草ぼうぼうでね、あれって言ってから、「きれいに掃除しなさい。」と神様に言われた、と。そして、アルト御願ってあるさ。白原、白原、〔白原御願、〕白原御願ていうね、あっちからね、白い馬にね、神様が乗って、神様でないけど、〔聞き取り不能〕だったんだろう。言えば夢見てた、分からんけどね、馬に乗った人がね、自分の赤飯と、卵と、いつも持ってきて食べさせていたって。そしてからみんなで嘘だと言っているけど、本当だと言って。してね、来て、おす、てんにんするまではね、赤い土だと、うんこは赤い土だと、うんこしたら、あの人が、爺さんがうんこしたら、赤い土だと。「自分は赤飯と、そのこう、〔聞き取り不能〕おいしいのと思って食べたんだけど、持ってきたんだけど、白馬に乗って、そしたら、うんこしたらね、みんな赤土だった。」言ったって。そう言ったっていう話もあるさね。そして、だからあそこは、そのためにお祈りしてるんです。あっちの奥から、あそこに座っていた、あそこはまた恋するところだ、昔の。そのお爺さんは貝敷亀、亀という字だったね。これはね、私がそうだね、四代か、五代か、五代だね。私も爺さんときよ、爺さんのことよ。 |
| 全体の記録時間数 | 4:50 |
| 物語の時間数 | 4:50 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |