統合話 水祀るといったら、あっちこっちのね、神様の神様がかしないんだけどね、海がこうこんな、こっちにも水祀るというところあるはずよ。だからこの井戸、祀る、水祀りけると、いや、ね、あそこのほら井戸を掘った牛が掘ったというところから、水を汲んでいって、波照間城のね、こんな拝所のところに、ちょっとした石のところみんな祀るんです。そうそうそう、お供えするんです。三回ずつね。ずっと守って、富嘉部落は富嘉部落の人で、必ずあそこはやるんです。ずっと下です、海端、水、上から流れているからよ。上から流れているからよ。塩水ということはないです。みんな雨水、だから湧き水よ。本当か、本当でないか、自分なんか見ないのに分からん、昔話だね。いや、とにかく人間も、旱魃があって、人間も、牛も水が不足してるわけよね。で、人間は、どうだったか知らんけど、牛には、塩水を汲んできてね、半分入れて、のま、あんたなんか分からない。半分加えて飲ませたんだって、そして、混ぜて、そして牛がね、怒って角と足で、蹴っ飛ばしてから、どこで湧くもんだね、そこを角と足でね、こうやったら中から水が出てきたんだって、それを掘ってみたら出るのはね海のところからでなくて、ずっと向こうから、あっちの角から、あっちで、流れているさね。して旱魃がやってね、あそこで待っておって、そうだね一〇分ぐらい待っておったらね、二缶、カンカン二缶ぐらいでたよ。ずっと水汲んだよ、私なんか、赤い牛の大きい牛、で、アマラ牛って。アマラ牛といって赤い牛だったさ。土地の人がもいかれるはずよ。毎日こう掃除は出来ないですよ。年に三回しか出来ない。歩いているよ、あそこの道、今も道もきれいしね。アマラ牛といってからね、赤い牛だったってね、分からんみんな、それで牛の肝臓が、祀られている。肝臓というのが、石がね、そう小石みたいな、ちょっとあんなのがね、二個祀られている。あれにが、お願い、お祈りしている。黒木の下ね、肝臓はシム、あれにが、おね、お祈りしているんだよ、みんな。部落を全部からちょっとずつね、家一件でないよ、波照間、めいめいの御願から、あれにが、これを祀っている。あれからが、井戸からが、水汲んで行って、波照間中の、神様のところまた、四ヵ部落からは、富嘉部落、昔話ね。この家にね、いや、井戸の側に、肝臓っていうのが、このぐらいの二つ、拝んでるんですよね。んで、あれにがみんな、各部落からくる、ハナグミとかそれから御神酒とかね、あんなのを捧げてお祈りするんです。そして、分からんけど、私の、まだ私なんかまだ子どもだから分からないけどね、このぐらい髭のある爺さんは分かるんですよね。
| レコード番号 | 47O201298 |
|---|---|
| CD番号 | 47O20C062 |
| 決定題名 | 牛が見つけたシムスケー(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 貝敷政 |
| 話者名かな | かいしきまさ |
| 生年月日 | 19171012 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県八重山郡竹富町波照間 |
| 記録日 | 19950910 |
| 記録者の所属組織 | 竹富町口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 竹富町字波照間T18A09 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 角,肝臓 |
| 梗概(こうがい) | 統合話 水祀るといったら、あっちこっちのね、神様の神様がかしないんだけどね、海がこうこんな、こっちにも水祀るというところあるはずよ。だからこの井戸、祀る、水祀りけると、いや、ね、あそこのほら井戸を掘った牛が掘ったというところから、水を汲んでいって、波照間城のね、こんな拝所のところに、ちょっとした石のところみんな祀るんです。そうそうそう、お供えするんです。三回ずつね。ずっと守って、富嘉部落は富嘉部落の人で、必ずあそこはやるんです。ずっと下です、海端、水、上から流れているからよ。上から流れているからよ。塩水ということはないです。みんな雨水、だから湧き水よ。本当か、本当でないか、自分なんか見ないのに分からん、昔話だね。いや、とにかく人間も、旱魃があって、人間も、牛も水が不足してるわけよね。で、人間は、どうだったか知らんけど、牛には、塩水を汲んできてね、半分入れて、のま、あんたなんか分からない。半分加えて飲ませたんだって、そして、混ぜて、そして牛がね、怒って角と足で、蹴っ飛ばしてから、どこで湧くもんだね、そこを角と足でね、こうやったら中から水が出てきたんだって、それを掘ってみたら出るのはね海のところからでなくて、ずっと向こうから、あっちの角から、あっちで、流れているさね。して旱魃がやってね、あそこで待っておって、そうだね一〇分ぐらい待っておったらね、二缶、カンカン二缶ぐらいでたよ。ずっと水汲んだよ、私なんか、赤い牛の大きい牛、で、アマラ牛って。アマラ牛といって赤い牛だったさ。土地の人がもいかれるはずよ。毎日こう掃除は出来ないですよ。年に三回しか出来ない。歩いているよ、あそこの道、今も道もきれいしね。アマラ牛といってからね、赤い牛だったってね、分からんみんな、それで牛の肝臓が、祀られている。肝臓というのが、石がね、そう小石みたいな、ちょっとあんなのがね、二個祀られている。あれにが、お願い、お祈りしている。黒木の下ね、肝臓はシム、あれにが、おね、お祈りしているんだよ、みんな。部落を全部からちょっとずつね、家一件でないよ、波照間、めいめいの御願から、あれにが、これを祀っている。あれからが、井戸からが、水汲んで行って、波照間中の、神様のところまた、四ヵ部落からは、富嘉部落、昔話ね。この家にね、いや、井戸の側に、肝臓っていうのが、このぐらいの二つ、拝んでるんですよね。んで、あれにがみんな、各部落からくる、ハナグミとかそれから御神酒とかね、あんなのを捧げてお祈りするんです。そして、分からんけど、私の、まだ私なんかまだ子どもだから分からないけどね、このぐらい髭のある爺さんは分かるんですよね。 |
| 全体の記録時間数 | 6:33 |
| 物語の時間数 | 6:33 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |