継子ねえ、昔から継親、継子とあるね。ある所に継子と継親がいたが、継親も自分の子を産んだそうな。それで、女の子だったので、この継子は機織りを習おうとしたが、母親は自分の子には家の中で、しっかりと教え継子は大通りのなかで、「お前はここで習え。」と教えることもなく大通りにそのままにしておいて、他人の笑い者にさせようと、この継親は考えたが、大通りにいたら人々が集まって来て教えてくれるので、それで、継子の方が上手になったと。今度は、この母親は自分の子は裏庭において教えていたが、上手にならなかったので、今度はこの母親は嫉妬して、この継子の手を切ってしまったので、非常にこの継子は苦しがり、残念がっていたそうだ。今度はもうその娘は嫁いでいって夫持ちになったさ。結婚して、子もできたが、手は片手はなく不自由していた。そうしていると、ある時にこの娘は子どもをおんぶして、こうしてやって来た。この娘は川があったので川を渡ろうとしたが片手がないので、「大変だ。どうしたらいいものか。」と困っていた。神様が一瞬の間に、たちまちこの手を造ってくれてこの娘は手が出て来たので、すぐに子どもをおんぶして、この川を渡り、無事に行き着くことができたと。この継母は、「どうしても、こうしても死なないなあ。」と、この娘を妬んだ。どんなことをしても、自分の実子はサーッどどん底に落ちる。この継子はどんなに継親の気に入らなくても常に成功したと。このような話があるよ。
| レコード番号 | 47O202007 |
|---|---|
| CD番号 | 47O20C107 |
| 決定題名 | 継子話-手無し娘(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 根原モウシ |
| 話者名かな | ねはらもうし |
| 生年月日 | 19011012 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県八重山郡竹富町小浜 |
| 記録日 | 19760805 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄県口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 竹富町字小浜T26A05 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 機織り,切る,神様 |
| 梗概(こうがい) | 継子ねえ、昔から継親、継子とあるね。ある所に継子と継親がいたが、継親も自分の子を産んだそうな。それで、女の子だったので、この継子は機織りを習おうとしたが、母親は自分の子には家の中で、しっかりと教え継子は大通りのなかで、「お前はここで習え。」と教えることもなく大通りにそのままにしておいて、他人の笑い者にさせようと、この継親は考えたが、大通りにいたら人々が集まって来て教えてくれるので、それで、継子の方が上手になったと。今度は、この母親は自分の子は裏庭において教えていたが、上手にならなかったので、今度はこの母親は嫉妬して、この継子の手を切ってしまったので、非常にこの継子は苦しがり、残念がっていたそうだ。今度はもうその娘は嫁いでいって夫持ちになったさ。結婚して、子もできたが、手は片手はなく不自由していた。そうしていると、ある時にこの娘は子どもをおんぶして、こうしてやって来た。この娘は川があったので川を渡ろうとしたが片手がないので、「大変だ。どうしたらいいものか。」と困っていた。神様が一瞬の間に、たちまちこの手を造ってくれてこの娘は手が出て来たので、すぐに子どもをおんぶして、この川を渡り、無事に行き着くことができたと。この継母は、「どうしても、こうしても死なないなあ。」と、この娘を妬んだ。どんなことをしても、自分の実子はサーッどどん底に落ちる。この継子はどんなに継親の気に入らなくても常に成功したと。このような話があるよ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:36 |
| 物語の時間数 | 1:29 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |