昔、黒島のあちこちに按司がいて、三人の按司が勢力争いをした。ある夜、一人の按司が用事を済ませて帰ると、自分の妻が他の按司に犯されていた。二人目の按司が妻によその妻を犯したことを告白すると、その妻は「心配しないでお休みなさい」と言って、主人の持っている網を甕壺に濡らして一人目の按司が調べに来たとき「うちの主人は今、海から上がったばかりで網を干している。」とかばう。三人目の按司の所へ調べに行くとその妻は「うちの主人は早くから出回っていて今帰ってきて休んでいる」という。一人目の按司はこれが張本人だと一刀のもとに切って殺した。二人目の按司が助かったのは妻の知恵であった。
| レコード番号 | 47O200978 |
|---|---|
| CD番号 | 47O20C050 |
| 決定題名 | 按司の妻の知恵(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 神山忠蔵 |
| 話者名かな | かみやまちゅうぞう |
| 生年月日 | 19160410 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県八重山郡竹富町字黒島 |
| 記録日 | 19760805 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 竹富町字黒島T64B09 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | 昔 |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 三人, |
| 梗概(こうがい) | 昔、黒島のあちこちに按司がいて、三人の按司が勢力争いをした。ある夜、一人の按司が用事を済ませて帰ると、自分の妻が他の按司に犯されていた。二人目の按司が妻によその妻を犯したことを告白すると、その妻は「心配しないでお休みなさい」と言って、主人の持っている網を甕壺に濡らして一人目の按司が調べに来たとき「うちの主人は今、海から上がったばかりで網を干している。」とかばう。三人目の按司の所へ調べに行くとその妻は「うちの主人は早くから出回っていて今帰ってきて休んでいる」という。一人目の按司はこれが張本人だと一刀のもとに切って殺した。二人目の按司が助かったのは妻の知恵であった。 |
| 全体の記録時間数 | 3:42 |
| 物語の時間数 | 3:21 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |