豚というのはなかなか飼えない。ある家に子どもを産む豚(アヒァー豚)を養っていた。豚が子どもを生んで売ると家の助けにもなる。長い間飼っていた。よそに売りなさいと言ってもお母さんは「これは家のお金袋と同じで他人に売ることも殺すこともできない」と言って可愛がっていた。何十年かたって、そのお母さんが夜中に便所に行ったら豚が二本足で立ち、チゲーゲ、チゲーゲと来た。お母さんは驚いて「豚が二本足で立って踊っている」と逃げてきた。家族が行ってみると四つの足で立っている。それで夜が明けるのを待って豚を殺した。豚はいくら可愛がっても子どもを産んでも長くは養わない。あとは化けるという昔話である。
| レコード番号 | 47O200714 |
|---|---|
| CD番号 | 47O20C041 |
| 決定題名 | 豚が化ける話(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 神山とみ |
| 話者名かな | かみやまとみ |
| 生年月日 | 19190215 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県八重山郡竹富町字黒島 |
| 記録日 | 19750809 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 竹富町字黒島T50A7 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 俗信 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 長く飼う,夜中 |
| 梗概(こうがい) | 豚というのはなかなか飼えない。ある家に子どもを産む豚(アヒァー豚)を養っていた。豚が子どもを生んで売ると家の助けにもなる。長い間飼っていた。よそに売りなさいと言ってもお母さんは「これは家のお金袋と同じで他人に売ることも殺すこともできない」と言って可愛がっていた。何十年かたって、そのお母さんが夜中に便所に行ったら豚が二本足で立ち、チゲーゲ、チゲーゲと来た。お母さんは驚いて「豚が二本足で立って踊っている」と逃げてきた。家族が行ってみると四つの足で立っている。それで夜が明けるのを待って豚を殺した。豚はいくら可愛がっても子どもを産んでも長くは養わない。あとは化けるという昔話である。 |
| 全体の記録時間数 | 1:57 |
| 物語の時間数 | 1:45 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |