子売りファー鳥(共通語)

概要

昔、あるところで、カラスとフィナという小鳥がいた。カラスは毎日空を飛び回って獲物をたくさんもっているけれど、フィナはあまり空を飛ぶことができず獲物に困っていた。その上子供ができてそれを育てるのに非常に苦労していた。ある日、カラスが麦の穂をクワエテフィナのところへやってきた。フィナの親子はそれを非常に欲しがった。フィナの子供が麦の穂を欲しがるのをカラスは知らんぷりしていたが「やってもいいが条件がある。フィナの子供を自分にくれ」と言った。だがフィナの親はどんなにひもじくても子供と食料を交換することはできないと言い切った。しかし子供達があまりにもひもじさに耐えられない様子なので、上の姉鳥が、残りの子供達を育てるためなのだから私が行こうと言った。それで交換した。それからというもの、私の子供を持ってこいと、収穫時期が終わるまで鳴き通したということです。

再生時間:2:50

民話詳細DATA

レコード番号 47O200704
CD番号 47O20C041
決定題名 子売りファー鳥(共通語)
話者がつけた題名
話者名 神山忠蔵
話者名かな かみやまちゅうぞう
生年月日 19160410
性別
出身地 沖縄県八重山郡竹富町字黒島
記録日 19750809
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 竹富町字黒島T50A2
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 動物昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード カラス,麦
梗概(こうがい) 昔、あるところで、カラスとフィナという小鳥がいた。カラスは毎日空を飛び回って獲物をたくさんもっているけれど、フィナはあまり空を飛ぶことができず獲物に困っていた。その上子供ができてそれを育てるのに非常に苦労していた。ある日、カラスが麦の穂をクワエテフィナのところへやってきた。フィナの親子はそれを非常に欲しがった。フィナの子供が麦の穂を欲しがるのをカラスは知らんぷりしていたが「やってもいいが条件がある。フィナの子供を自分にくれ」と言った。だがフィナの親はどんなにひもじくても子供と食料を交換することはできないと言い切った。しかし子供達があまりにもひもじさに耐えられない様子なので、上の姉鳥が、残りの子供達を育てるためなのだから私が行こうと言った。それで交換した。それからというもの、私の子供を持ってこいと、収穫時期が終わるまで鳴き通したということです。
全体の記録時間数 3:20
物語の時間数 2:50
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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