猿の生肝(方言)

概要

昔竜宮の神様が病気になった。竜宮の神々が「神様の病気は陸にいる猿の生肝をとってこなければ治らない」ということで、亀を陸に使いにやった。亀は陸にきて猿を探していると、猿は木の上に登って柿の実を食べていた。「おい猿さん、竜宮にはもっておいしい果実があるから行こう」と誘い、猿をだまして竜宮へ連れて行った。やがて目的地に着こうとしたとき、「おい猿さん、あなたは騙された。私はあなたの生肝をとって竜宮の神様の病気を治すために連れて来たんだよ」というと、猿は頓知があるから「そんならそういえばよかったのに。私は自分のいた木の枝に肝をかけて置いて来たので取ってこよう」と言って亀をなだめすかして引き返した。そして急いで木の上に登り、亀の背中めがけて柿を投げつけた。それで亀の背中はひびが入り今のようになった。

再生時間:1:12

民話詳細DATA

レコード番号 47O200671
CD番号 47O20C039
決定題名 猿の生肝(方言)
話者がつけた題名
話者名 野底与市
話者名かな のそこよいち
生年月日 19140120
性別
出身地 沖縄県八重山郡竹富町字黒島
記録日 19750810
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 竹富町字黒島T45A11
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 動物昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 竜宮の神,病気,亀,ひび
梗概(こうがい) 昔竜宮の神様が病気になった。竜宮の神々が「神様の病気は陸にいる猿の生肝をとってこなければ治らない」ということで、亀を陸に使いにやった。亀は陸にきて猿を探していると、猿は木の上に登って柿の実を食べていた。「おい猿さん、竜宮にはもっておいしい果実があるから行こう」と誘い、猿をだまして竜宮へ連れて行った。やがて目的地に着こうとしたとき、「おい猿さん、あなたは騙された。私はあなたの生肝をとって竜宮の神様の病気を治すために連れて来たんだよ」というと、猿は頓知があるから「そんならそういえばよかったのに。私は自分のいた木の枝に肝をかけて置いて来たので取ってこよう」と言って亀をなだめすかして引き返した。そして急いで木の上に登り、亀の背中めがけて柿を投げつけた。それで亀の背中はひびが入り今のようになった。
全体の記録時間数 2:06
物語の時間数 1:12
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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